昨晩は乙女高原で観望会でした。
夜になってしばらく曇っていたのですが、夜半前には快晴になって
素晴らしい星空を堪能することができました。
乙女高原は同じ山梨県内ですが、大きな街からも、人里からも離れて
いることもあり、標高も高いのでスタパ周辺よりもさらに星がきれいに
見えます。
望遠鏡も持って行ったのですが、ほとんどの時間双眼鏡で星を見て
いました。
40cmのドブソニアンを持ち込んでいるかたがいらしたので、自分の
望遠鏡(今回は9cmアポを持参しました)をのぞく気がせず、写真用の
赤道儀として使いました。
双眼鏡で眺めておもしろい天体や星群・星列がないか探しては写真に
収めるという作業をするつもりで、星空を眺めていました。
でも久々にとても条件の良い空で眺める星野は本当に美しく、迫力が
あって、新しく星群・星列を探そうという気がなくなってしまいました。
上の写真ははくちょう座のデネブ付近が沈んで行く姿ですが、
このあたりから、ケフェウス座を通ってカシオペヤ、ペルセウス、
ぎょしゃへ抜ける天の川沿いを双眼鏡で眺めると様々なタイプの
美しい星群・星列があって見飽きることがありません。
久々にお腹いっぱい星空を堪能することができました。
私の場合、家でもやろうと思えばできないこともないのですが、
家にいると何かとやるべきことがたくさんあって、ノンビリ星だけを
見ていられないことが多いので、時にはこういうスタイルも良い
ものだと思います。
紅葉真っ盛りの乙女高原を後にして昼過ぎにはスタパに帰還。
いつもの風景の中、今日は週末のお仕事でした。