今日も(昼間は)良い天気。
スタパ周辺はカラマツの黄葉が一番きれいな時期になりました。
今日は星空のジュエルシリーズです。
この時期になると宵の口には冬の星座の先駆けおうし座が東の地平に
姿を現しています。
おうし座のジュエルと言えばなんと言っても先日紹介した「すばる」
(M45:プレアデス星団)ですね。
双眼鏡で見るとわりと明るめの星をギュッと集めたコンパクトな
星の集団に見えてとてもきれいです。
双眼鏡なら都会でも見つけられると思いますが、空のきれいな場所で
見ると、全く違う印象になると思います。
この時期ですとすばるからまっすぐ下におうし座の頭の部分に
あたる「V」字型(昇ってきたばかりの時は横倒しなので「>」字型です)
の星の並びを見つけることができます。
双眼鏡ですと視野いっぱいに星がばらまかれて、おうし座のα星
アルデバランもあるので、かなり豪華な眺めを楽しむことができ
ます。
あまり大きいので星団という感じがしないのですが、ヒヤデス星団
という散開星団です。
大きく広がっているのは150光年という、散開星団としてはとても
近いところにあるからだそうです。
(ちなみにすばるは410光年です。)
またアルデバランはヒヤデス星団の星ではなく、67光年とずいぶん
手前にある星だそうです。
すばる-ヒヤデス-アルデバラン とジュエルを眺めながら宇宙の
奥行き感をイメージしながら眺めると何だかとても楽しくなります。