今日の日中は冷たい北風とときおり舞う雪でとても寒く感じる1日
でした。
でも夕方から晴れ間が拡がりはじめてくれました。
西の夕空には金星が一番星として輝いていました。
さてそんなわけで今日もラヴジョイ彗星の撮影に挑戦です。
今日こそすばるに掛かるラヴジョイ彗星の尾を撮りたい!というわけ
です。
なるべく天頂に近い早い時刻に撮影したかったのですが、天頂付近に
雲がいて、北風に乗ってきた雪がバラ付いていたため、結局撮影開始が
22時近くなってしまいました。
スタパの西側には森が迫っているで、森に沈んでしまわないか時間との
競争のように撮影をしました。
あ~・・・、なぜか撮影中に飛行機がぁ~・・・・
まあ飛行機が写ったコマを取り除いて画像処理をすればなんとかなる
ので、これはこれで大気圏の中の飛行機(数km)と彗星(約8500万km)と
すばる(440光年)という壮大なパースフェクティブが感じられて
素晴らしい写真だと思うことにします。
(負け惜しみではありませんので念のため・・・)
この状態だと彗星の尾はとてもすばるまで届いているようには見え
ないですね・・・
上の写真は8コマの画像を合成しているのですが、ここから飛行機の
写り込んだ2コマを取り除いて再合成し、さらにネガポジ変換でコント
ラストを強調したのがこちら
如何でしょう?
彗星の尾がなんとかすばるに届いているのがわかるでしょうか?
本当に光害のない場所で撮影すると、すばるを超えてさらに尾が
伸びている写真も撮れそうです。