久々に木星を撮る

昨日から素晴らしい八ヶ岳ブルーが続いています。

150324stapa

でもとても寒く午後には雪がパラつきました。(積もるほどでは無い
です。)

150324yuki

午後4時の気温は0℃で、ポカポカ陽気にすっかり慣れてしまった
身体には少し辛いです。

150324kion

さて昨晩は久々に木星の写真を撮りました。

今回はスタパの40cm望遠鏡(MEADE製シュミットカセグレイン)と
昨年入手した12.7cmシュミカセ(セレストロン製C5)での撮り較べ
です。

150324telesco

40cm望遠鏡に同架しているので、親亀・子亀状態です。

まずは40cmの画像。

150323jp1

昨晩は気流があまり良くなくて、とても40cm本来の写りではない
ですが・・・

次はC5に2倍バローレンズを組み合わせた画像です。

150323jp2

バローレンズを組み合わせても40cmより焦点距離が短いので、だい
たい同じ大きさになるように縮尺を調整しています。
(いずれの画像も北が上になっていて、通常と逆になっています。)

よく見比べると若干40cmのほうが細かいところまで写っていますが、
C5も良く健闘しているという印象です。

C5でも本来の性能が出し切れていない感じですが、口径が小さい分
気流の影響を受けにくいので40cmとの差が小さいのだと思います。

スタパの立地は(山の中腹にあるため)普段あまり気流が安定しづらい
ので、今回は口径の差による写りがどのくらい違うのかを見極める
目的もありました。

普段はC5でお手軽に撮影しておいて、本当に気流の良い時だけ
40cmを使うのもありかも知れませんね。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 月・惑星, 望遠鏡・機材, 自然 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください