ここのところ本当に好天が続いて嬉しい限りです。
この時期は晴れても霞んでしまうことが多いのですが、ここ数日は
とてもクリアな天候です。
さて先日から時々木星を撮影しているのですが、なかなか好条件に
恵まれず、思うような画像が得られません。
要因の一つとして撮像用のカメラを新調したものの、うまく使い
こなせていないというところもあるのですが、40cm望遠鏡の性能を
活かせるだけの安定した気流になっていないとのが大きな原因です。
ひとシーズンに1枚くらいはまともな画像を残しておくと、後々
その年の木星面の傾向を語れるので、狙っているのですが・・・
これは昨日(3/25)の20時頃の画像です。
大赤斑と呼ばれる木星面上で最も目立つ模様(縞は別として)が左端に
見えています。
この大赤斑、ずいぶん長いこと赤く見えなくなっていたのですが、
今年は肉眼で望遠鏡をのぞいてもピンク色に色付いているのがわかる
ようになっています。
本当はもう少し中央近くにいるときに撮影したかったのですが、
なかなかチャンスに恵まれません・・・
シーズンが終わる前に何とか納得の行く画像を撮りたいと思います。
さて今夜の月です。
こちらもちょっと油断しているうちに大きく西に傾いてしまい、
シーイングがかなり悪い状態での撮影となってしまいました。
もう少し真面目にチャンスを逃さないようにしないといけませんね。