今日は終日良い天気でした。
さて機材の増強、増殖絡みで、今日はスタパのメイン40cm望遠鏡のグレードアップです。
スタパの40cm望遠鏡には以前から40cmの鏡筒の上側にサブスコープを付けています。
初めのうちは適当に自作したプレートで着けていたのですが、強度的に無理があったので2年前に純正のダブテイルプレートを取付て、ガッチリサブスコープが取り付けられるようにしました。
でもサブスコープを取り付けてバランスが取れるようにするためには鏡筒の下側にサブスーコープの重さに見合ったカウンターウエイトを取り付けなければなりません。
もちろんはじめにサブスコープを取り付けたときから自作したウエイトを取り付けているのですが、これがまた強度的に無理があってブラブラした感じでなんとも頼りないモノでした。
そんなわけで下側にも純正のダブテイルプレートを取り付けてしっかりしたカウンターウエイトを取り付けることにしました。
といってもただ錘を着けるだけでは芸が無いので錘代わりにもう1台軽めの望遠鏡を取り付けられるようにしました。
少しゴチャゴチャした感じですが、鏡筒の上下と前後・左右方向にバランスがとれて、かつサブスコープの視界を邪魔しないためにこんな構造になっています。
今回取り付けた望遠鏡はウイリアムオプティクスのZenithStar(ジェニスター)66SD(D66mm、f388mm)という2枚玉アポクロマートです。(すでに絶版品ですが・・・)
40cm望遠鏡で月を見ると最低倍率でも視野ギリギリで、しかもやたらとまぶしいのですが、この望遠鏡なら月を見るのにはちょうど扱いやすいスペックなので、お月見用に活躍してくればと思っています。
あまり大きな鏡筒でなければ他のモノも簡単に着脱が可能ですのでこれにこだわらずに臨機応変に活用したいと思います。
でもって上の66SDで早速月を撮影してみました。
短焦点でもさすがにアポクロマートという感じで、スッキリした月が撮れます。
40cmにコバンザメ状態で着いているので、安定度が抜群なのが強みですね。