今日は北杜市で進めている観光振興に関するシンポジウム(北杜市の新たな観光振興を考える)に参加してきました。
団塊の世代がリタイアを迎える今後の観光のあり方として注目されている、長期滞在型の観光のあり方と啓蒙が主体の内容でした。
確かに従来の団体で飲んで騒いでという旅行や、単なる見物型の観光というのは、もう限界になっているというのがおおかたの意見でしょうし、ずいぶん前から体験型や地域密着型、あるいはのんびりゆったり型の観光というのが前面に押出されるようになって来ました。
でもそのためには民間がいくら頑張ってもどうにもならないインフラの部分や、地域住民の意識改革など、地方自治体が本腰を入れて取組まなければならない部分がかなり多くなってくるわけです。
スタパのある北杜(ほくと)市は山梨県の北西部にある8町村が合併した新しい「市」です。「八ヶ岳」、「清里」、「小淵沢」、「白州」と言った全国的に知名度の高い観光地を持ってはいるものの「北杜」という地名はサントリーのウイスキーで少し知られているくらいで、まだまだという気がします。それでも豊かでかつ開放感のある自然環境と、首都圏からのアクセスの良さは、全国的にも特筆すべき強力な観光資産であると多くの人が考えています。
また、自然が豊かな割りに多くの人がそこで生活しているというのも、さまざまな体験プログラム(=コンテンツ)を作るうえで大きなポイントであるという認識もあります。
アクセスに恵まれているがゆえに日帰り客がほとんどという北杜市の観光を変えてゆこうと本気で考え、努力している人が沢山いるのだということ知ることができただけでも今日のシンポジウムに参加した意義があると思っています。
スタパとしてどんな形でかかわっていったら良いのか、難しい面も沢山あるのですがとても勉強になりました。
ただ、こういった会に参加したときにいつもスタパオヤジとして気になるのは・・・・、
必ずといって良いくらい「美しい星空」というフレーズが出てくるのですが、「美しい星空」を守り、維持するためにどうしたら良いのかというところまで議論が進まないのが残念です。かつて地元の人たちにとって「美しい星空」は当たり前で、それほど重要なことではないために、いつの間にか見えなくなっていても、景観が壊れるほどには問題にならないのが原因だと思います。
行政が本気に取組んで、住民一人々々も星空に気を使った照明の使い方をすれば今よりずっときれいな星空になることを知ってほしいものだと思います。
