昨晩は十三夜。
スタパではおぼろ月としてなんとか見ることができました。
ここのところわりと天候が安定していて、今日は午前中は雲の多い天候でしたが、夕方にはきれいに晴れてくれました。
夜には明るい月が山野を照らしています。
月はかなり満ちているのですが気流が安定していて、久々に落ち着いて月面を眺められるコンディションでした。
月が明るいので肉眼では4等星がやっとという条件でしたが、こんな夜に双眼鏡で星空を眺めたらどうなるか、光害の強い場所での見え方を確認するため、これも久々に双眼鏡で星空散歩をしました。
透明度がわりと良い状態なので、意外にも7等星くらいまでは楽に見ることができて、ABKカタログで紹介しているかなり多くの星群・星列を確認することができました。
ただ、月のない夜のように星列が目に飛び込んでくるという感じはないですし、淡い星雲状の天体は(星雲状に見える散開星団も含め)ほとんど見えなくなります。
また月の周辺は肉眼では2等星を見つけるのも難しい状態なので、さすがに暗めの星列を探すことは困難でした。
まあそれでも月から離れた場所では予想以上にたくさんのABKオブジェクトを観察することができましたので、多少の光害があっても双眼鏡で星空散歩を楽しめると思います。
東京などでどのくらい見えるのか、いずれ実際に確かめて見たいと思います。