今日はドンヨリ曇り空。
そして夜には雨に・・・・
こんな日は心置きなく夜にお出かけができます。
(もちろんゲストがなければの話ですが・・)
そんなわけで久々の夜遊び
本当はGW前に見たかったのですが、ようやく見られました。
エマちゃんてばすっかり大人になって・・・とハリポタからのお付き合いなのですっかりおとーさん目線で見させていただきました。
おかみとはいえば野獣が人間に変わったら、せっかく(野獣に)見慣れて来たところだったのに、いきなりこざっぱりした優男になっちゃって、むしろモフモフのままのほうが良かった・・・などとしょーもないことをいっておりました。
さて星座神話の世界では人間が動物に帰られてしまうなど日常茶飯事のことですが、北極星を含むこぐま座とそれを巡るおおぐま座も神様の諸事情で熊に化身させられた親子なのは特に有名ですね。
北極星を巡る星座でもう一つ有名なのがカシオペヤ座ですが、こちらは高慢ちきな王女様が罰として椅子に座ったまま一年中地平線下に沈むことなく、北極星を中心にグルグル振り回されているのだという設定になっています。
つまりカシオペヤ座の椅子にあたる「W」の形を作る5つの星は周極星として一年中見えています。
ただスタパの立地ですと北側に八ヶ岳があるので数時間は山に隠れてしまうのですが、この時期少し遅い時刻になると全貌が見えるようになります。
少し傾いてはいますが、ちゃんとダブリューが正しい向きに見えます。
何でわざわざ「正しい向きに」と言う話になるかといいますと、カシオペヤ座は高く昇った頃(季節的には秋になりますが)ダブリューはひっくり返って「M」になってしまうのです。
形状的には「W」に近いのですが向きからすると「M」と言う方が素直なのだと思います。
なのでスタパで星座の解説をするときに私が「ここにあるダブリューがカシオペヤ座で・・・」と説明していると、ときおりお子さん達から「おじさん、アレはエムじゃあないんですか?」と突っ込みが入ることがあります。(子供は素直です)
私個人的にはWよりもMを応援したい人なので(すみません内輪の話です)、「ウン!、ソーだよね、なんで天文業界ではこれをWということになっているのか今度文句を言っておくね!」と答えることにしています。
話がだいぶ脱線しましたが、そんなわけで今の時期はカシオペヤ座が素直に「W」に見える時期なのです。
都会ですと低い位置にあるカシオペヤ座を見るのが難しいと思いますので、ぜひ綺麗な星空の元、Wのカシオペヤ座を見てみて下さい。