本当に梅雨明けで、今日は夏空が広がりました。
さてしつこいようですが7月31日は15年ぶりの火星大接近。
この前後1ヶ月(7月初めから8月末まで)は充分大きく接近した火星が楽しめます。
最接近の7/31が一番大きく見えるとはいえ、この期間であれば大きさよりも気流の安定度のほうがはるかに重要になりますので、できるだけ長時間、頻繁に見るのが楽しむコツと言えます。
もちろん晴れていれば観察会で40cm望遠鏡でもご覧頂くのですが、観察会の時は他の天体もご覧頂きたいので、火星ばかりを見て頂くわけにも行きません。
そこで、7月~8月末までの間、観察会の時間以外にも火星をじっくり見て頂けるよう専用の望遠鏡を別においてご覧頂けるようにしたいと思います。
火星専用機は22cmシュミカセ(ボウエン戦隊シュミカセンジャーのイエローです)をロスマンディG11赤道儀に載せて、できるだけ長時間火星をご覧いただくことにします。
2003年の火星大接近の時に何度かこの望遠鏡で火星を見たのですが、ほとんどの場合40cm望遠鏡よりも良く見えていました。(40cmよりも温度順応が早いのと、口径が小さい分気流に影響されにくいためと思います。)
「火星大接近特別企画」でじっくり火星を観察して下さい。