昨日とは一転、ハッキリしない天気です。
この時期、雑草というか夏草のたぐいがとにかく元気で山が埋もれそうです・・・
さて、木星が22時過ぎには東の空に明るく輝くようになり、観測には絶好の
時期になりました。
上の写真は昨晩撮影したものですが、今年の木星は何ともさっぱりした
感じです。
例年は赤道付近に2本の太い縞(しま)が見えるのですが、今年は下側の縞
(NEB:北赤道縞)しか見えておらず、上側にあるはずのSEB(南赤道縞)が
見えていません。
おまけにこの(木星上の)経度では、SEBのさらに上(南)にあるSTB(南温帯縞)も
とても薄いので、小口径の望遠鏡では縞が1本しか見えないような感じです。
SEBの消失というと何だか大変なことのようですが、10年に1度くらいは
起こる現象なので、専門家の間ではそれほど大騒ぎになっていません。
ただ、この現象が終わってSEBが再出現するときに、SEB攪乱(かくらん)という
現象が起きて、SEBのあるあたりにたくさんの暗柱が立ち並びドンドン増えて
ゆき、やがてSEBが復元するというプロセスが起こるので、絵的にはそちらの
ほうが面白いものになりそうです。(^_^;)

