今日も昼間は青空が・・・・(でもやっぱり夜は曇ったorz)
スタパの裏の林がうっすらと色付き始めました。
さて今日も望遠鏡の整備(望遠鏡遊びともいいますが・・)
この時期望遠鏡の整備に余念がないのは冬に向けて薪ストーブ周りの望遠鏡を片付けなければならず、ただ片付けるのも芸がないのでメンテナンスや整備をしつつ整理を進めているわけです。(整理といっても処分するというわけではなく、きれいに収納するという意味です。)
今日はビクセンのFL-90S(フローライトアポクロマートD=90mm,f=810mm)にサブの望遠鏡を載せられるようにしました。
FL-90Sは取り回しの良さと見え味のバランスの良さから、出張観察会などでの出番が高い望遠鏡です。
でも接眼部を純正からマイクロフォーカサータイプに変更した関係上、光学式ファインダーが無い状態で使用していましたので、暗い天体を導入するときには少し苦労することがありました。
そこで今回のコバンザメ作戦です。
この望遠鏡の鏡筒バンドにはもともとアクセサリープレートと呼ばれる部品を取り付けてあるのですが、ここに簡単に他の望遠鏡が取り付けられるように手持ちのアリミゾ金具を取り付けました。
これに直接望遠鏡を載せてしまうとメインのFL-90Sとは微妙に見える方向がズレてしまうので、調整用の微動雲台をサブ望遠鏡との間に組み込むようにします。
ここでは低重心であることを重視してビクセンの簡易型微動雲台を使用しています。
(残念なことに現在この製品は絶版になっています。)
大きな望遠鏡は載せられませんがファインダー代わりに使用する望遠鏡なら充分です。
ここにスリコール製の40DX(D=40mm,f=220mm)に45度正立プリズムと十字線入りのAH40mmアイピースを組合わせた(5.5倍)サブスコープを取り付けます。
これにて本ミッションは終了。
出前観察会などでより活躍のチャンスが広がると思います。
ひとつの架台に複数の鏡筒を載せることにより整理も進んでめでたし、めでたし・・・