赤い方は1990年頃に販売された販売元「二光通販」、製造元「ケンコー」です。白い方は2000年頃に販売された「ビクセン」扱いの製品(ビクセンとはどこにも書いていないのですが・・)です。
色は違いますが、全く同じスペックのものです。
作られた年代の違いで金属部品が樹脂に変わっていたり、バローレンズとアイピースの仕様が微妙に違っていたりしますが、銘板を見ると日本製で製造元が同じ工場であることがわかります。
当然かも知れませんがパッケージングも全く同じで、時代の流れを感じさせません。
さて、前回バローレンズの付属した望遠鏡は「買っちゃダメ」という結論を出したのですが、実はこの望遠鏡、とてもよく見えます。
口径50mm、焦点距離300mmと短焦点の設計ではありますが、100倍くらいまでの倍率ではそれほど破綻を見せない優秀なレンズが付いています。
土星の輪も、木星の縞もはっきり見ることができます。メインのレンズの素質が良いのと鏡筒の設計が良く適切に遮光絞りが入っているためと考えられます。
さすがメイドインジャパンの底力と言ったところでしょうか。
お決まりのシングルバローレンズ、安物アイピース、地上用正立レンズの付属品が付きますが、どの組み合わせでも素人を充分騙せるくらいの見え方をします。
白い方がビクセン扱いなのにそのブランドをわざわざ使っていないのはバローレンズやアイピースなど恥ずかしくてブランド名を表に出すのがはばかられるからでしょうか?(多分販売ルートの関係でブランド名を出せないのだとは思いますが・・・)
卓上用の三脚なので使える場所が限られますが、向けたいところでピタリと固定できる素直な架台も過度な高倍率さえ望まなければ充分入門用として使える物です。
しかもこの望遠鏡、ケンコーでもビクセンでもないブランドで現在でも新品で入手できます。パッケージのレイアウトが同じなのでヤフオクなどに出ればすぐわかると思います。
現在では国内で唯一になってしまった望遠鏡のOEM専業メーカーが作り続けているというのがことの真相で、20年くらい前から少しずつ改良しながら作り続けられているようです。付属品の部分はOEM先の要望により多少変わるのでしょうが、基本の部分でしっかりしたものを作り続けていることがメーカーとしても製品としても生き残っている理由なのではないかと思います。
さて、今日の結論。
バローレンズや安物アイピースなど不適切な付属品が付いても「MEAD IN JAPAN」なら「買っちゃダメだよ・・ぢゃない」かも知れません。
なんだかすごく歯切れが悪いです。初心者に両手ばなしでお奨めできる物ではないのですが、どうしても安い望遠鏡を入手したい場合の手段として、「MEAD IN JAPAN」を選ぶのがひとつの方法と思います。


こんにちは〜、買っちゃダメだよ望遠鏡、本当に粗悪品が多いですね。この口径50㎜焦点距離300㎜は良いほうかな?、私も、これの兄貴分の口径60㎜焦点距離420㎜、コスモ望遠鏡を使ってます。
20年以上前の物でプラ鏡筒ですが、一応、国産です!、大一光学製かも?ですが対物鏡は良品なのです。
オリジナルでは口径が蹴られて3㎝〜4㎝しかありません、鏡筒内の遮光環を後ろにズラして、ドローチューブを6㎝切って、ドローチューブ内の遮光環を広げて、やっと口径分使えます。
焦点内外像も綺麗で焦点像もシャープです!、月面観測でも色収差は感じません、80倍くらいまで十分に実用になります。
軽いのでチョイ見に重宝してます、オーナー様の言われる様に国産を選ぶのが一番と思います。
スコープタウンさんの初心者用のラプトル50は大変良く見えて評判が高いのですが、本当は、あの見え味が普通と思います。ひどい望遠鏡が多いので天文少年が育たないと思います。
また、天文雑誌の何某ガイドも最近は写真の記事がほとんどで、眼視観測の記事は少なくなってます、子供がウン十万円の機材を揃える事ができるのでしょうか?、天文雑誌の姿勢も疑問に思います。