プチ天文ブーム?

今日は夕空に不思議な色の雲が輝いていました。

 

明らかに夏の雲とは雰囲気の違う雲です。

秋近しといったところでしょうか・・・?

さて、夏休みも終わりに近づき今日は最後の週末。

やれやれと少し気を緩めたいところなのですが・・・

今年は(なぜか)9月、10月の予約の状況が例年に比べかなり好調で、
週末や連休などのおいしいところはすでにかなり空室が少なくなっています。

昨年の10月はリーマンショックの影響か過去最低の利用数で、かなり
焦ったのですが、今年は8月が終わらないのに昨年の利用数を上回るほどの
ご予約を頂いているといった(経営上は)誠に嬉しい状況になっています。

景気がかなり回復したのか?とも思ったのですが、どうもそれだけでは
なさそうな気がしてきました。

ここ1年くらい天文(宇宙)関係ではかなり良いニュースがたくさん流れて
います。

記憶に新しいのは「はやぶさ」の地球帰還で、これはかなりのインパクトが
あったと思うのですが、それ以外にもISS(国際宇宙ステーション)での
日本人宇宙飛行士の活躍や、金星探査衛星「あかつき」の打ち上げ成功、
宇宙帆船「イカロス」の運用開始など、一般のかたに宇宙のことをを考えさせる
ニュースがずいぶん多いように思うのです。

それだからと言うわけでもないのですが、大学天文サークルに入会する
1年生が今年はやけに多いという話を2、3件耳にしました。

あちこちで開催されている星祭りや星空観察会のなどのイベントにも
以前より多くの人が集まるという話も聞こえてきます。

そんなことを総合して考えると、それほど大ブームというわけではないかも
知れないのですが、どうもちょっとした天文ブームが訪れているのかも?
と考えるとつじつまが合うように思えます。

まあ、あまり一気に大ブームになるより、地味に長くブームが続いてくれると
星を見る(みたいと思う)人の人口が増えて、スタパとしては安定した経営が
できるのでありがたいと思うわけです。

できることなら、ズーッと続いてくれると良いのですがね・・・(^_^;)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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プチ天文ブーム? への4件のフィードバック

  1. うちやま のコメント:

    東京マラソンの影響で、マラソンをする人が急増しています。
    良いことのようですが、困ったこともあるのです。
    マラソン大会の申込者が増えて、すぐに定員に達し締め切られてしまうのです。
    1日でいっぱいになったり、8時間でいっぱいになったり。
    おかげで、出たい大会に出場することが難しくなっています。

    天文に関心を持つ人が増えていることは私も感じています。
    オリオン群やペルセ群の観測に行くと、一般の方が流星群を見に来ていますから。
    あまり増えると、落ち着いて観測できなくなりますし、
    スター☆パーティの予約も取れなくなってしまいます。
    「地味なブームが長く続くといい」ということは賛成です。

  2. スタパオーナー のコメント:

    うちやま さま
    いつもありがとうございます。
    やはり、あまり一気にブームになるのは困りものですね・・・
    スタパも以前はペルセ群以外で満室になることが無かったのですが、昨年はふたご群やオリオン群でもたくさんのお客様が来てくださいました。
    スタパとしてはありがたい限りなのですが、うちやまさんが予約を取ろうとしているのに満室だと困ってしまいますね・・・(^^;)
    本当はもっと、もっとたくさんの人に星に興味を持って欲しいと思っているのですが、あまり急がない方が良いのかも知れませんね・・・。

  3. EMI のコメント:

    「ブーム」と言ってしまうと、本当に一過性で終わってしまいそうで寂しいですよね。
    日本人は大抵の人がコンデジや携帯のカメラをもってますから、組み立て望遠鏡程度の機材で月程度はコメリート撮影が可能ですよね。
    主婦の中には子供のアップを撮る為にデジ一を持ってる人だって結構います。
    そしたら固定撮影で星くらい撮れるんじゃないでしょうか。
    星の趣味って、ちょっと敷居が高いような気がしますが、本当は身近なものや安価な機材でも十分楽しめるんじゃないかと思うんです。
    一過性のブームでは終わらずに、皆が星に興味を向けてくれるといいな~~~って思っています。

  4. スタパオーナー のコメント:

    EMI さま
    確かに「ブーム」といってしまうと寂しいのですが、EMIさまがご指摘のように以前よりもズッとブームが起こり得るポテンシャルが高くなっていると思います。
    インターネットの普及により以前よりも情報が得やすくなりましたし、カメラなど機材の性能が飛躍的に向上していて、誰でも少し練習すれば簡単にきれいな天体写真が撮れる時代になっているからです。
    そういう意味ではいずれブレイクが起こるかも知れないのですが、一過性の「ブーム」に終わらせないで、たくさんの人が宇宙から地球を見下ろして、私たちが本当にちっぽけだけれども、かけがえのない星の上に住んでいる存在であることを常に意識してくれるように導く事が重要なのではないかと思っています。(^_^)

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