今日はわりと穏やかな天候。
夕刻にはまだ細い月がきれいでした。
でも一昨日撮影した月と較べると明らかに太くなっているのが分かります。
ここまで細い月はある程度狙っていないと日没後にすぐ沈んでしまうので、見たり写したりできるチャンスが少ないです。
さてここで問題です。
上の写真で「三日月」はどちらでしょう(次の四択でどうぞ)
1)今日写した上側の写真が三日月(月齢4.1)
2)一昨日写した下の写真(細い方)が三日月(月齢2.1)
3)細い月なのでどちらも三日月
4)月齢3付近でないのでどちらも三日月ではない
さて答えは
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正解は2)です。
「三日月」を厳密に解釈すると、新月(朔=月齢0)から三日目の月という意味ですから、月齢2前後の月が三日月ということになります。
月の満ち欠けをベースとした太陰暦の時代には常識とも言えるのですが、最近では「細い月=三日月」と誤解されていることがほとんどで、逆に明け方の細い月も三日月と呼ばれたり、月齢6くらいのかなり太った月も三日月と呼ばれたりします。
あまり目くじら立てて「それは三日月じゃない!」などと言ってしまうと変なオヤジ認定をされてしまうので、間違えている人を見つけたときはやんわりと教えてあげましょう