今日日中は暑いほどの晴れ、でも夜はまたもや曇ってしまいました。
満月期なのでしょうがないと言えばしょうがないのですが・・・
さてまたもやアマゾンでLEDライトをポチってしまいました。
先日もThruNite製のCtapultV6(以下V6)を購入したばかりなのですが、こちらは大容量の充電バッテリーと少し大ぶりな反射鏡の付いたライトです。(ROMER LED充電式ハンドヘルドサーチライト、\2980)
光束6000ルーメンを誇る製品なのですが、これはLED素子の性能の話で、この機種でその光束が出ているわけではないようです。(明るさについては後ほど・・)
ストラップ、専用充電ケーブル、オマケのミニUEBライト2個が同梱されています。
発光部の反対側に入出力端子があって、充電は専用ケーブルで丸ピンを差します。
USBソケットで他のUSB機器に5Vを供給できます。
ここにオマケのミニUEBライトを差すと
ランタン替わりになります。
常時星空解説に使用しているLEDを並べてみました。
約7m離れた場所から照射したパターンが以下です。
左から
1)超々狭角レンズ式改造LEDライト
2)電池式反射鏡式サーチライト
3)ROMER LED充電式ハンドヘルドサーチライト(今回購入品)
4)ThruNite製CtapultV6(4/18に紹介)
照射パターンを見る限り従来から使用している1)が優れているように見えます。
ビームの開きは2°程度でレーザーポインターほどではないですがピンポイントに指示をすることができます。
ただしビームが細い分満月のように周囲が明るいと見えにくくなります。
2)は写真では分かりにくいですが中心部のビームは1)と同じくらいなのでピンポイントの指示には向いていますが、1)よりも暗いので周囲の明るさには弱いです。
3)今回購入の3)はビームの開きが5°程度と指示用にはやや広いですが、スポットのエッジがハッキリしていて光量も2)より大きいので周囲の明るさにはわりと強いです。
大きさや形はは2)と同じようですが、軽量で反射鏡の設計指向が全く違います。
4)はコンパクトな分、反射鏡による配光制御が今ひとつで3)ようなきれいなパターンにならず縁がボケた感じです。
ただ光量は比較4機種の中でもっとも明いです。
3)と4)は同じくらいの範囲を照らしますが、明るさは(いずれも最強モードで)4)のほうが倍以上明るいです。
4)の光束(カタログ値)は1700ルーメンなので3)はカタログ値の10分の1くらいしか出ていないことになります。
よほど信頼できるメーカー以外、ネットの謳い文句はあまりあてにならないと考えたほうが良さそうです。
実際の夜空への照射して見るとビームの見え方は3)より4)のほうが明るい分ハッキリしています。
ただ3)でも指示用として満月時に充分使うことができるので、コストを考えると3)で充分可かと思います。