今日も日中は雲の多い天候でした。
スタパ前の畑ではマルチが貼られ準備万端と言った雰囲気です。
夜は予想外に良く晴れて月の写真が撮れました。
今日は少しコンポジットしていつもより少し解像度を上げてみました。(あまり違いはわからないかも知れませんが拡大すると細かさにの違いがわかるかも知れません。)
さて今日も日中は昨日の続きでジャンクの反射望遠鏡で遊んでいました。
私のガラクタBOXを漁っていたらちょうど良い鏡筒バンドが見つかったので、古スコ赤道儀と組合わせて見ました。
ファインダーも一回り大きなのがあったので換装しました。
ここまで来ると全く別物ですが、根本的な構造的欠陥を回避するためにやむなしといった感じです。
元々の赤道儀の立場は?という問題もあるのですが、こちらはスコープテック製のラプトル60を載せることにして使いたいと思います。
出前観察会などで出番があるかも知れません。
さてメカ部分の調整はこれで良いのですが、実はこの反射望遠鏡、根本的な部分で光学的な欠陥があります。
下の写真は接眼部から(接眼レンズを付けずに)覗いた状態です。
ニュートン反射鏡筒の接眼部をのぞき込むと当然ですが斜鏡が見えて、その斜鏡には主鏡と主鏡に映った斜鏡の影が見えます。
これ、何がおかしいかというと、本来のぞき込んだ斜鏡には主鏡の全体が見えなければいけないのですが中心付近しか見えていません。
斜鏡の影が以上に大きく見えるのはそのせいです。
主鏡の外周部分が見えていないと言うことは主鏡で集められた光の一部分しか使われないと言うことです。
各部の寸法から計算すると主鏡径100mmが70~80mmくらいに絞られている状況です。
いかにもトイグレードらしい設計といえるかも知れません。
主鏡に見合ったサイズのちゃんとした斜鏡に付け替えたとして、トイグレードの主鏡がどの程度見えるかの心配もあるので、このままにするかどうか思案のしどころです。
はじめまして。天文リフレクションズから参りました。
コスモウイング500Rは自分も持っております。
自分の場合は主鏡は114mmでフーコーテスターで見たところきれいな球面でした。
しかし、ご指摘のとおり斜鏡でかなり絞られているので、意外にシャープな星像で見られました。その後、レンズレス・シュミット・ニュートンとしたので、原型はなくなっています。
架台はポータブル赤道儀に使用としましたが、こちらは極軸の遊びが大きく一定の速度で追尾できない、そもそも赤緯軸クランプの締め付け場所が設計上間違っているなどの致命的な欠陥があり、主要部品を利用できずに終わりました。
https://blogs.yahoo.co.jp/jzd01063/folder/1127639.html
このように実用性は今一つでしたが、かなり楽しめたことは楽しめました。
以上、他人事とは思えず投稿させていただきましたが、長文になってしまい失礼いたしました。