今日も曇りのち雨でゆっくりお休みの一日・・・・
いい加減晴れてくれませんか~ と叫びたいのをこらえて、秋の星空案内をシリーズでして行きたいと思います。
これまでにも秋の星座解説や旬の天体などについて解説しているのですが、スタパの観察会の時にどんな天体を見たり、解説をしたりしているかとか、スタパお勧めの天空スポットなどを紹介して行きたいと思います。
実際にはよほど条件が良くないと見えない天体もありますし、時期的な条件や時間の都合上ご覧頂けない場合もあるので、ここで紹介する全てがご覧頂けないほうが多いことをご了承下さい。
秋の星空探訪(スタパ流) その1
秋の初めは球状星団のテイスティングから
9月になると秋の星座達の先駆けとなるやぎ座やペガスス座がわりと早い時刻に南中を迎えます。
ペガススの鼻先が南中を迎える頃、赤経(天球上の経度)がほぼ等しい3つの球状星団(M15、M2、M30)が南中を迎えます。
ペガスス座のM15ヘルクレス座の大きな球状星団M13と較べるとやや小さな感じがしますが、それでもスタパの40cm望遠鏡で見ると球状星団らしいザラザラした感じが分かります。
みずがめ座のM2はM15と較べるととてもきめの細かい感じがして、油断すると星雲状に見えてしまいます。
やぎ座のM30は南に低いのでご覧頂けないことも多いのですが、少しまばらな感じが分かります。
同じ球状星団でも微妙に個性が違うのが見比べられて面白いです。