今日もやや雲は多いものの良い天候でした。
さて先日の「星のソムリエ講座」(正式には星空案内人養成講座といいます)には私は講師として、おかみは受講生として参加したのですが、この講座で取得できるのは「準星空案内人」(通称:準ソム)までです。
「準」のとれた「星空案内人」(正ソム)になるためには、準ソム取得後、二つのレポート提出で合格点を取ることと、二つの実技試験(レポートと実技のトータル4教科のうち3つ)に合格した後、星空案内の最終実技試験に合格しなければなりません。
星座や星の知識があり、望遠鏡が使いこなせ、たくさんの人を前に星空の楽しみを語ることができなければ合格できないシステムになっています。
正直なところ少し星が好きなくらいの方では、かなり荷の重い合格基準です。
実は昨日、今日、明日とスタパに準ソムになりたての方達が訪れ、次々に実技試験に挑戦されています。
不慣れな方にとって望遠鏡の操作は予想以上に難しいようで苦労されている方も多いです。
考えてみれば学校で顕微鏡を使う授業はあっても望遠鏡を授業はなく、社会において天体望遠鏡を使わなければいけない場面というのは非常に少ないので、しょうがないと言えばしょうがないですかね・・・・
さて昨晩は実技試験が遅くまで続いたので、傍らで星景写真を撮りました。
夜半を過ぎるとスッカリ真冬の星座で冬のダイヤモンドが頭の高くに昇ります。
淡いですが冬の天の川が天頂を通り天空を二分します。