双眼鏡で星空観察

今日は良い天気、だったのですが夜は曇ってしまいました。

さて今日は星関連の本の紹介です。

「双眼鏡で星空観察」(大野裕明 榎本司 著、誠文堂新光社刊)です。

同著者による「星を楽しむ」シリーズの初心者向け入門書です。

双眼鏡で星を見るのが大好きな私から見ると、突っ込みたくなる部分は多いのですが、入門向けとして、使い方、選び方、見るべき対象のガイドなど写真や図版がたくさんあって、これから双眼鏡で星を見てみようという方の参考になると思います。

星を見るのに初心者向けには望遠鏡ではなく、双眼鏡がイイと進める人が多いわりに、国内では双眼鏡向けのよい入門書が少ないので、現状では択一の入門書です。

個人的にはきれいな星空のもとで双眼鏡を使っても微かにしか見えないM天体をたくさん紹介するより、都会でも見える面白い星の並び(アステリズム)や大きな星団の紹介などが欲しかったように思います。

そしてちょっと残念なのは、スゴく立派な星空観察星図が集録されていて、その星図上に双眼鏡を向けると面白いであろうお奨めの場所に7°の視野円が描かれていて(スタパ的にもぜひ見て頂きたいと思う場所がたくさん)紹介されているのですが、本文と全くリンクされていないことです。

本文とこの星図がリンクしていたら最強のガイドブックになると思うのですが・・・

まあ、あくまでもマニアックな突っ込みで、初心者向けとしてはとてもお薦めの本ですので悪しからず・・・

今日は晴れないと諦めていたのですが、深夜近くなって晴れました。

昨日に続き大きな月です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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