電視観望の下準備 その後

今日は晴れているけれど霞んで星があまりよく見えない天候でした。

ゼロ遊びは続いているのですが、一方で先日ちらりと紹介した電視観望の準備も少しずつ進めています。

電子観望に用いる小物(Cマウント系のジャンクレンズや配線用ケーブルなど)をポチポチと寄せ集めています。

今のところ電子観望の要となる制御用PCにシングルボードコンピューターのラズベリーパイ3(ラズパイ)を考えています。

ただしラズパイはLinux系で不慣れなのと、かなり非力で動きがもっさりしていて、なおかつモニターに繋ぐために業務用のPCと(今のところ)共用になってしまうためかなり使い勝手が悪い状態でした。

とりあえず練習用に手持ちのロートルノートPC(Let’s Note)にLinux系のubuntuを入れて、専用マシンにしました。

Linux系とMac用にはKstarsという非常に強力な天体観測用ソフトがあって、これひとつで望遠鏡の自動導入から天体写真撮影時のオートガイド制御や、各種カメラの制御までできてしまうのです。

ただあまりにも高機能でいろいろなことができるぶん、使いこなすのはかなり難しいです。

というわけで今日はWindwsノートで指南書である「Macで天体」様のサイトを見ながら、Let’sノートでKstarsを動かして勉強しました。

Kstarsにたどり着くまでに、Linuxの環境が整い、ある程度慣れるのに1日以上掛かってしまいました。

Kstarsに入るとさらに難しく・・・・ まあ気長に進めたいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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電視観望の下準備 その後 への5件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    オリジナルで環境構築されたのですね。
    INDI環境は最初は面食らいますが、ややこしいのはドライバの設定だけです。
    ここさえ切り抜ければ一つのアプリで済む分、他の環境より楽ですよ。
    (私も最初は驚きました。。)

    ドライバの中にシミュレーションドライバがありますので架台やカメラなどお使いになる予定の機器をシュミレーションドライバで動作確認すると理解しやすいですよ。(操作お見せできればすぐなんですが。。)

    冬はタイミング逃しましたが、またそちらに伺えればと思います。
    その時にはご説明しますね。

  2. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま
    オリジナルというよりT-Studioさまのコピー版です。
    ややこしいどころか分からないことだらけで、なかなか進みません、というか集中力が続きません。
    (ひとつのことを調べていると分からないことが次々出てきて何が分からなかったか分からなくなる・・・)

    シミュレーションドライバって何だろうと思っていました。
    もう少し進んだら試してみようと思います。

    コロナ渦の終息を楽しみにお待ちしております。

  3. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    シミュレーションドライバは架台やカメラの動作シミュレーションをしてくれるドライバですよ。機器に繋がなくても動作確認できます。

    でも、オーナー様は自動導入機やカメラ多数お持ちですので、まず、それらをつないで、動くか確かめながら操作してみてください。
    (要は知識の置き換えです。天体機器の扱いは超ベテランですし、他の環境ではすでにPCをお使いになっているので、それらが初心者の方より数倍早く動かせるようになると思います。)

    私もラズパイで動作させたときはインストール後、まずは機器を接続して一つづつ動作確認しておぼえました。(エア観望・撮影です)

    INDIドライバ=ASCOM
    KStars=ステラナビゲーター
    Ekos=APTやBackyardEosなどのカメラコントロールアプリ+α
    のように自分が使ったことがある環境で近いものの知識を置き換えて、操作してわからない部分はネットで調べるって感じでした。

    その間は機器を繋ぎっぱなし(笑、電源は切りますが)
    私が使用したディストリビューションは動作しない箇所が多数ありましたので、それを調べたり治しながら使っていたら、不幸なことにLinuxやINDIの基礎的な部分はおぼえてしまいました。(苦笑))

    INDIで天体機器の制御が順調であればあるほどLinuxはおぼえなくていいんですよ。(天体機器の制御が目的ですから)
    逆にLinuxをおぼえなくてはならないということは機器の接続がうまくいかないとか機能が動作しないとか不幸なトラブルがあったときです。(笑、ルータとかNASとか身の回りにLinux機器多数ありますけど、アプリのコンパイルとかOSの機能拡張とかしないですよね、その目的でうまく動作してくれればOSは触れる必要無いんですよ)

  4. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま

    ありがとうございます。
    そうですね、実際に繋げて試した方が理解が早いかも知れません。
    まずは繋げるところから始めたいと思います。

    まともな自動導入機はドームのLX200-40(40cm)とバックアップ用のLX200-20(20cm)しかないので、とりあえずLX200-20で試してみようと考え、必要なケーブル類の入手が終わったところです。

    40cmだとドームにこもらなければなりませんし、20cmでも鏡筒・架台セットで20kg近いので、できればもう少し軽快に使える自動導入機が欲しいところです。

    今回頂いたアドバイスで「自分が使ったことがある環境で近いものの知識を置き換えて」というくだりで少し概念が分かって来ました。

    いずれラズパイでの運用を考えているためLinux機の基本の基本が分からないと先へ進めなさそうなので触っていますが、コマンド画面での操作となるとほとんど思考停止じょうたいになりますので、うまく順調に動作してくれるのを祈るばかりです。

  5. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    これだけ環境作っておられれば、Linuxの知識はもう十二分なくらいですよ。(笑、私も環境作ったのは7〜8回くらいです。)

    むしろ、INDIの概念や、KStars・Ekosの操作手順をお手持ちの機器で動作確認取りながら慣れてしまうのが一番です。
    動作さえすれば、ソフトのアップデートなどしない限りまずトラブりませんよ。
    (観望や撮影に集中できます。)

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