今日は曇りのち晴れ。(夜になって星を見始めたら天気雨で困った・・・)
先日から進めている電子観察の準備ですが、あちこち手を広げながらなので進捗が芳しくないですが、まあボチボチということで、今日はこんなレンズを入手しました。
キヤノン製CCTV用ズームレンズで11mm~110mm/F1.6です。
テレビカメラ用のズームレンズで撮像素子が小さな天体用のCMOCカメラにも応用が利くのと開放F値がF1.6と普通のカメラレンズと較べると驚異的に明るいので、電視観察向けといえます。
私の手持ちのCMOSカメラ(QHY5L-ⅡC)と組合わせると35mm版換算で85~850mmくらいの画角が得られそうなのですが、組合わせたところなぜか広角側で合焦せず実質は160~850mmくらいの範囲が実用範囲です。
普通のカメラ用のレンズだとここまで明るいズームレンズはありませんし、特に望遠側では単焦点でもこのF値のレンズはほとんど無いです。(あったとしてもバカでかいです。)
しかも中古のジャンクレンズですので2180円(送料込)、わずかにレンズのクモリはありますが、個人的に我慢できる範囲です。
電視観察のやり方としていろいろなパターンが考えられるのですが、双眼鏡で見たときの視界から20~30倍くらいの低倍率の望遠鏡で見たときの視界をカバーするために準備しまた。
手持ちのCMOSカメラを望遠鏡に取り付けてしまうと焦点距離が長すぎてF値も大きいので、電視で観察できる対象が却って限られてしまうので、広角用も準備したというわけです。
さて前置きが長くなりましたが、電視観察で使うために三脚や赤道儀に取り付けできるようにこんな形にしました。
80mm用鏡筒バンドを加工してガイドスコープ取付リング風に仕上げてあります。
レンズがピントリング、ズームリング、絞りリングでほとんどが回転するので保持するためのスペースが無いので点で保持できるこの方法を採用しました。(かなり乱暴なやり方ですが、何せ2108円なので惜しげがありません。)
画角が広角側でも160mm相当というのは意外に視界がせまいのでドットサイトファインダーをクリップで取り付けてあります。
CMOSカメラを取付け、PCに接続したところです。
屋外でテスト撮影・・・・(ShrapCapというソフトで撮像しています。)
オッ!オーーーッ! 写る、写るぞ!
というわけで撮り始めたときにはすでに天気雨・・・・
何とかのプレセペ星団(かに座)を広角側の160mm相当で試写してギブアップ。(雲が無いのになぜ雨が降るの・・・・)
電視観察なのでその場でモニタ上で見られればOKなのですが、とりあえず保存して仕上げたのがこちら、
予想外に写ったという感じですが、写りやすい散開星団なので今後に期待です。
おめでとうございます。
RGB24の設定で動けばカラービニングが使えるかもしれません。
もし、カラービニングが使用できれば640☓480で感度が4倍にできますよ。
(ビニング2にて)
T-Studioさま
とりあえずWindows環境で使えるようになりました。
ブニング2が使えて感度が高くなることも分かりました。
今日はUbuntuのKcosに繋げるのに一日がかりでした・・・・(-_-)