ここ数日グズついた日が続き、今日もスッキリしない一日でした。
昨日の雨ですっかり花が落ちた八重桜、ピンクの絨毯になっていました。
さて電視観察を進める上でPlateSolvingを使って天体を視野中央に導入するために適切なサイズの電視観察用ファインダーがあった方が都合が良いです。
これまでできるだけ手持ちの機材でテストをしてきたのですが、アフターコロナを考えると少し投資をして電視環境を整えて行く必要ありと考え、電視用ファインダーを作りました。
今回購入したのはCCTV用のレンズf35mm/F1.6というレンズです。(中国製で当初の予定より1ヶ月以上遅れて届きました。)
従来は検証用としてフルサイズ用35mm/F1.4を使用していたのですが、ご覧のように同じ35mmでも大きさが全く違い、気軽に電視用ファインダーとして使える物ではありませんでした。
上の写真の青い部分はCMOCカメラなのでこの組み合わせのままファインダーとして機能するのですが、望遠鏡への取付を気軽におこなえるように下のような構成にしました。
CMOSカメラ自体をビクセンの接眼部延長筒に入れ込んだ状態でレンズを取付けガタが生じないよう挟み込むような形で取り付けます。
そしてこの延長筒をアルカスイス互換の少し長めの台座に結束バンドで固定します。
(これで必要に応じカメラを取り外しできます。このCMOSカメラには惑星観測でも活躍してもらいますので気軽に取り外せないと困るのです。)
アルカスイス互換の台座はカメラネジが取り付けられますので、微動雲台に載せて望遠鏡に同架します。
汎用性の高い電視用ファインダーとして活躍してもらおうと思います。