今日も雨模様の一日。
業界で話題になっている久々の肉眼で見える彗星「ネオワイズ」にお目に掛かることはできなさそうです。
さて今日は望遠鏡の整備。
この夏のラインナップです。
スタパには40台くらいの天体望遠鏡があるのですが、組み立てた状態で外にポンと出して使えるのは上の望遠鏡(影に隠れて見えにくいものもありますが19台が写っています)のほかに数台です。
冬は薪ストーブが活躍するので並べておける台数が減りますが、夏に向けて整備をしつつ出動しています。
ガタや緩み、レンズの汚れなども含めた不具合を直しながらやっていると何だかんだ一日仕事になります。
私としては「ど・れ・で・見・よ・う・か・な~」という楽しみな時間なので苦では無いです。(オタクでスマヌ・・・)
オーナー様、
すごいですね。さすがです。おっしゃる事よくわかります。
いろいろな望遠鏡の調整をしながら、今日はどれで見ようかなと迷うのは楽しいです。
我が家は、今、目的別に3台です。
体力がなくなってきているのでもう重い望遠鏡は扱えません。
今年は惑星の当たり年ですが、今のところ天気がひどく、全く星が見える日がありません。今は機材をカビから守る事、これしかありません。太陽が出ないので望遠鏡を日に当てて干す事が出来ないので、大変です。
とにかく8月に期待しています。
ずっと曇ってましたが午後になって晴れたため、28cmシュミカセをスタンバイ。
ところが夜になって雲が多くなり、諦めかけた時に雲間から木星が姿を現しました。
見たらびっくり!スケッチし切れないほどの模様がずらりと見え、感動です。
PL10mmで280倍。地上は無風でしたが、雲の動きが早くシンチレーションが悪いはずと思いきや、ここ2〜3年では最高の木星が眼前に!
梅雨の晴れ間は透明度が高いのは経験していましたが、惑星観望でもこのような事があるのかと、おどろきました。
小澤さま
普段使いはどうしても機動力重視になりますね。
大きいのを出してセッティングして、ガッカリな思いをすることを考えると、ついつい手軽な機種の稼働率が高くなりますね。
手軽で、良く見える望遠鏡が永遠のテーマかも知れません。
小澤さま
今夜はこちらも少し雲が切れて所々星が見えていました。
でも落ち着いて望遠鏡を準備できる状況ではなかったです。
最高シーイングとの遭遇、羨ましい限りです。
季節的に鏡筒の温度順応がうまくできたのかも知れませんね。
オーナー様、
機動力重視、そうですね。私は最近の出動はほとんどラプトルなんです。
軽い、順応0分、よく見えるですから。
しかし、昨日は久々の晴れ(だと思った)のと、あと木星の衝の時期だったので、ダメ元で、はぼ半年ぶりにC11を出しました。でもやっぱり曇ってしまいました。雨が降ると困るのでしばらく望遠鏡の隣で待っていましたが、9時半頃になってもうダメかなと思っていたところ、ちょうど木星の位置の雲が途切れて、木星の巨光が目に飛び込んできました。そこで、急いで視野に導入したら、あらら、すごい‼️です。
ほんの2〜3分でまた雲に隠れましたが、これまでここまで短時間でこれだけの木星を見た事がなかった(のではないか)と思えるほどの像が瞬間体験できました。
夕方5時くらいから望遠鏡を出して、ずっとスタンバイ。結局木星が見えるまで約4時間半ほど、順応したことになります。これが結果的に良かったのかもしれません。