毎回代わり映えのしない写真で恐縮ですが・・・
今年はスタパ周辺の黄葉がことのほかきれいな気がします。
年によっては黄色くなり始めたことには葉がほとんど落ちていたり、やたらに
茶が強かったりすることもありますし、黄葉の時期に好天が続かないことも
あります。
今年は天候も良い日が多いですし、黄葉が長持ちしている気がします。
とはいえ昨日あたりから冷え込みが厳しくなりだし、落葉が急速に進んでいます。
というわけで今日は今シーズン初薪スト・・・
他の暖房器と別世界の強烈な暖かさが魅力です。
さて超入門シリーズ、今日からは「接眼レンズについて」解説しますが、今日は
「接眼レンズの径について」です。
現在流通している接眼レンズのスリーブ径(望遠鏡に差し込む部分の太さ)には
50.8mm、31.7mm、24.5mmの3タイプがあります。
写真は左から50.8mm、31.7mm、24.5mmの接眼レンズと天頂ミラーをセットで
並べてあります。
初心者にとっては、なぜこのように太さの違いがあるのか理解に苦しむかも
知れませんし、どのように使い分けるのか分からないかも知れません。
ズッと昔は24.5mmサイズが主流だったのですが、少しずつ望遠鏡が進化した
というか、使い方が多様化したせいか、より太いタイプの接眼レンズが使われる
ようになってきました。
1.24.5mmサイズ
ドイツサイズまたはツアイスサイズとも呼ばれます。
30年以上前までは国内で流通する望遠鏡と接眼レンズはほとんどこの
サイズに準拠していました。
接眼レンズの径が小さいと、鏡筒内の迷光を防止する遮光環の設計が容易になる
というメリットがある反面、レンズ径を大きくできないので低倍率にしても
視界が広げられないというデメリットがあります。
このサイズが主流だった頃は、低倍率用としてM36.4mmという接眼ドロチューブに
直接ねじ込んで使う接眼レンズが用意されていました。
現在は主流が31.7mmになっているため、あまり多くの種類がなく、オルソや
ハイゲンなどクラシックタイプのみ入手可能です。
クラシックタイプのレンズは価格がこなれているため、入門用の低価格の
望遠鏡に採用されることが多いです。
2.31.7mmサイズ
最近はあまりいいませんが、アメリカンサイズとも呼ばれ、今日ではこの
サイズが主流になっています。
ドイツサイズよりもひとまわり大きく、わりと低倍率でも視界が狭くならない
レンズが設計可能ですので、低倍率から高倍率まで汎用性の高いサイズです。
(低倍率のときにねじ込むというのは結構面倒でした・・・)
クラシックタイプのオルソやプローゼルはもちろん、見かけ視界の広いタイプや
ハイアイ(レンズにぴったり眼を着けなくても覗ける)タイプなど最も様々な
タイプのレンズが流通しているサイズでもあります。
3.50.8mmサイズ
2”(2インチ)サイズとも呼ばれます。
望遠鏡というと、より高倍率が偉いと思う初心者が多いですが、低倍率で見た
ほうが楽しい場合もかなりあります。
より低倍率・広視界を楽しみたいというニーズから生まれたサイズのようです。
低倍率主体ですから、あまり短焦点のレンズはありません。(大きな筐体で
作っても短焦点ではレンズが小さいので、割高になってしまうからです。)
接眼部が大きいサイズ(たとえば50.8mm)ならアダプターを介して小さなサイズの
接眼レンズを取り付けることができます。
しかし、その逆(24.5mmサイズの望遠鏡に50.8mmの接眼レンズ)はできません。
もし無理矢理着けたとしても、視野がケラレたり、ピントが合わなかったり
という不都合が生じます。
接眼部の仕様は望遠鏡を選ぶときに使用目的を元に確認しておきたい重要な
仕様のひとつです。



