SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その1

今日は雨模様の一日。

例年だと雨じゃなくて、雪が降るはずですが・・・・

さて昨日予告したとおりしばらくSVBONY(エスブイボニー)の製品を紹介して行きます。

まずはCMOSカメラ「SV305」です。

詳しい仕様は製品サイトをご覧頂ければと思いますが、とりあえず概要を紹介します。

開封すると箱の中には、
 本体
 31.7mmスリーブ延長筒(望遠鏡取付用)
 Cマウントレンズアダプター
 USBケーブル
 CD-POM(ドライバー)
 クリーニングクロス
 取扱説明書(日本語)
が入っていました。

カメラの仕様としては
 イメージセンサー:1 / 2.8 “CMOS SONY IMX290
 画素サイズ:2.9X2.9μm
 静止画サイズ:2M画素1920X1080


ソニーの裏面照射型センサーを使っています。

現在では同じセンサーを使用した上位機種「SV305Pro」が発売されていて、こちらはオートガイドやUSB3に対応していますが、電視がメインならProでなくても良いと思います。

こちらが15000円弱、Proが20000円弱と値段の差があまり大きくないのが悩ましいところです。

上の写真では分かりにくいですがセンサーの前に保護を兼ねた赤外線カットフィルターが付いています。

このフィルターは取り外すことができない仕様になっています。

筐体内部で結露が発生しないよう完全密封されているためです。

赤外域の観測が必要な場合には他メーカーのCMOSカメラを選ぶ必要があります。

筐体の外部には筐体を何かに固定するためのねじ穴などが全くありません。

アダプターを介してCマウントレンズを取り付けるとこんな感じで、カメラとしてとても使いにくいです。

とりあえず100円ショップの工具コーナにある大型クリップをカメラ三脚に止めて、これで挟み込みます。

望遠鏡に取り付けるときは31.7mmスリーブを取り付けて接眼レンズに置き換えて差し込みます。

センサーが小さめなので焦点距離が300mm以上だと月を見たときはみ出すくらい大きく写りそうです。

初めはできるだけ焦点距離の短い望遠鏡を使用した方が良さそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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