SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その2

今日も雨模様の一日。

午後から雪に変わりましたが、気温が高いので積もるのかどうか怪しいところです。

さて今日もSVBONYの製品、CMOSカメラ「SV305」紹介の続きです。

今日はとりあえず使えるようになるまでの流れを説明します。

SV305をただPCに繋げてもすぐには使えません。

PCがSV305を認識するためのドライバーソフトと、実際にカメラから画像を取り込むためのアプリケーションが必要になります。

いずれもSVBONYサイトの製品ページからダウンロードすることができます。

ドライバーは上の写真の上段中央の「SV305ドライバーWindows」をクリックすればダウンロードできます。

キャプチャーソフトは左上の「SV305ソフトウエアWindows」をクリックすると「Sharpcap」というフリーソフトのダウンロードページに飛びます。

すでに他のCMOSカメラを使用してこのソフトを使用している人も最新版(32ビットバージョン)をアップロードすることをお奨めします。

最新版は3.2.6473.0です。

ドライバソフトをインストール後、Shrapcapが正常に立ち上がったら、右上のCamerasタブをクリックすると「SVBONY SV305」が表示されるはずですので選択します。

カメラが認識されると右側に操作ウインドウが開きます。

主に調整するのは「Exposure」(シャッタースピード)と「Gain」(ゲイン)です。

レンズ(望遠鏡)のF値にもよりますが月以外はシャッタースピードは最低でも1秒以上、ゲインは高めにしないと、ピントが大きくずれている場合視野に入っているかどうかさえ分かりません。

カラーバランスがおかしいようなら「ImageControls」の「AutoWhiteBalance」のアジャストボタンを押します。

初めは明るい星や、月などでピント合わせや、各種設定の練習をすると良いでしょう。

ウインドウ上部の「LiveStak」ボタンを押すと、ライブスタックが始まり下に操作ウインドウが開きます。

このウインドウで各種の操作ができるのですが、とりあえず「AlinFremes」にチェックを入れておくと、あまり精度の良くない追尾でもソフト的に重ねあわせてくれるので便利です。

画像が浮かび上がってきたら「Hstogram」の中の「BrackLebel」と「MidLebel」のラインをドラッグすると画像をハッキリさせることができ、短時間のうちに天体があぶり出されます。

「SharpCap」の使い方についてはもっと詳しく解説されているサイトがあると思いますので、そちらを参考にして頂ければと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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