SVBONYのフィールドスコープSV46Pを使う その6

今日日中はやや雲の多い天候でしたが、夜はすっかり曇ってしまいました。

夕方、高根町付近では南アルプスに沈む夕日が、金色に輝いてキレイだったのですが・・・

さてSVBONYのフィールドスコープSV46P、なかなか思うように写真が撮れず試行錯誤です。

困ったときのオリンパスということで、E-M10でのコリメート撮影(望遠鏡を眼で覗くかわりにカメラで覗いて撮る方式)を試してみました。

できるだけ軽くて明るいレンズの組合わせということで、17mm/F2.8のレンズを選びました。

レンズの先端に37mm→M42のステップアップリングを介してカメラアダプターと接続します。

スコープへの取付は7本のビスを全て止めることでかなり安定してカメラとの接続が可能になります。

m4/3センサくらいのカメラがバランス的には適しているように思います。
(APS-Cやフルサイズでは重すぎて少し心配です。)

20倍での撮影画像がこちら、

窓ガラス越しなので少しねぼけていますが、お手軽な月や野鳥撮影なら何とか使えそうな感じです。

カメラの画角との関係上、円形視野となります。

少しズームして倍率を上げればケラレは無くなるのですが、倍率を上げた分暗くなるので悩ましいところです。

標準レンズ(35mm換算f50mm前後)を用いると四隅がケラレる程度の画角になると思いますが今後の課題です。(手持ちのレンズだと42→46mmのステップダウンリングが必要になるのですが適切なものが見つかるかどうか・・・)

余談ですが、カメラにレンズを取り付けずに望遠鏡からの射出光をセンサに投影させる方式(リレーレンズ撮影といいます)で試したときは色収差が激しく発生して玉砕していますので、コリメート撮影がSV46P、SV406Pとの組み合わせではお奨めの方式と言えます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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