今日は薄曇りな一日。
庭のタイムが満開。
この写真だけだとどんなに広いの? といった感じですが、実際は猫の額ほど(笑)
まあ、インスタ映え用です。
さて昨晩は夜半過ぎから快晴に。
UBUNTU+Kstarsシステムの練習&テストをしました。
前回は40cm望遠鏡の主鏡を用いず、サブスコープでの撮影だったのですが、40cm主焦点での撮影をしてみました。
前回40cm望遠鏡の主焦点を用いなかったのは、主焦点(レデューサーを咬ませても2600mm)に見合うプレートソルビングのデータが入手できていなかったからです。
焦点距離が長くなり写野が狭くなるほどソルビング用のデータ量が多くなり、全部のデータをダウンロードしようとすると約30GBもあって、もの凄く時間がかかるのです。
スタパの環境では時間がかかりすぎて途中で何度もタイムオーバーとなってダウンロードができなくなるので、だましだましダウンロードするのに何日かに分けて行い、ようやく使えるようになったのです。
40cm望遠鏡の主焦点を用いるにあたって新たに加えたのが電動フォーカサー。
実はスタパの40cm望遠鏡は購入時に純正の電動フォーカサーが付属していたのですが、あまり使い勝手がよくなかったので、手動のマイクロフォーカサーに交換したまま塩漬けになっていました。
調べたところこの純正フォーカサー、KStersのEcosでLX200の架台を組み込むと、それ以外の設定を何もしないでそのまま遠隔操作ができるようになっていることが分かりました。
これを用いればEcosでオートフォーカスも可能となるはずなので合わせてテストすることにしました。
とは言え、スタパのじゃじゃ馬LX-200、一筋縄では行きません。
スタックがうまく行くときもあれば上のように「Current images is lgnored」(カレントイメージは無視)といって、全然スタックしてくれないとこもあれば、うまく行くときもあったり、
オートガイドやオートフォーカスがうまく行くとき、行かないときがあったり・・・
夜の短いこの時期、あっと言う間に薄明が始まってタイムオーバーとなってしまいました。
どこまで行ってもテストが終わらない感じです・・・・
オーナー様
ライブスタッキングに関しては以前私もかなり検証しましたが、ShapCapにしろASILiveにしろゲインを上げて星が認識される数を増やさないと成功しづらくなるようです。(一般的な天体写真撮影とは真逆です。。)
ASILiveでゲインを高くする設定にすると成功率が高くなると思います。(Ekosのモジュールに戻ったときはシームレスに各モジュールで設定した内容に変更されます)
オートフォーカス・オートガイドは
・いずれもビニングを設定(マルチスターガイドの場合はビニングしたほうが良いです。)
・ガイドモジュール→オプションボタンを押してDEC側の設定を弱めにしてみてください。(以前投稿の画像からDEC側の暴れがかなり大きいようですので)
オートガイダーはPHD2を連携使用することも可能です。
精度はガイドモジュールのガイダーもなかなか良いのでお好みの方で(いずれもマルチスターガイドが使用できます。)
T-Studioさま
いつもありがとうございます。
なるほど、そういえば銀河の中や近くの天体ではわりとうまく働いていた気がします。
ガイド鏡の口径やF値にも関係するのでしょうね。
ゲインやBin、Dec設定など次回試して見ようと思います。