今日も曇りときどき雨の梅雨空でした。
さて久々ですがSVBONY社の製品を紹介します。
「ソーラーファインダースコープ」という商品名で、太陽を望遠鏡に導入するときにあると便利な製品です。
通常の光学式ファインダーでは(もちろん)そのまま覗くのは極めて危険ですし、それなりのフィルターを用いたとしても太陽方向に顔を向けなければいけないので、直接太陽を見てしまう事が多いのでお奨めできません。
太陽光をファインダーに透過させ、その投影像と十字線を合わせて導入も可能ですが、長時間放置すると十字線が焼き切れてしまうこともあるので、これもお奨めできません。
通常は鏡筒の影が一番小さくなるところを探して、大まかな導入を行うのですがあまり精度が高くないです。
前方の小さな穴から太陽光を導入し、後ろ側の白いスクリーンの中央に太陽像を合わせて導入する構造になっています。
ビクセン互換のファインダー台座にそのまま取付が可能なアリガタが付いていますが、ファインダー台座は固定式なので微調整ができません。
アリミゾ側との相性が悪いと使い勝手が悪いことも予想されますが、ファインダー脚を取り外せば、口径30mmの一般的光学ファインダーとほぼ同じ外径なのでそれらのファインダー脚に取り付けて使用可能です。
センタリングの微調整が可能になり便利です。
メインの望遠鏡にどれほど対策を施しても導入時に目を痛めては意味がありません。
出来る限り安全に太陽の観察をしたいものです。