ズーム式接眼レンズで遊ぶ (その1)

今日もスッキリしない天候でしたが、夜は雲間に少しだけ星が見えました。(21時には曇りましたが・・)

さて観察会の時やEAA(電視観察)の時にあると何かと便利なズーム式接眼レンズですが、最近SVBONY社から2種類のズーム式接眼レンズが発売になりましたので早速入手しました。

右が21.6mm-7.2mm、左が27mm-9mmという焦点距離の製品です。

同社サイトでは「超広角ズームアイピース」という謳い文句で紹介されています。

スペックシートでは21.6-7.2の見かけ視界が42°-65°、27-9が40°-60°と書かれているのですが、「超広角」というのは少し無理があるように思います。

同社の他のズーム式接眼レンズと較べれば確かに広角になっていますが、単焦点の広角接眼レンズと較べるとそれほどでもないように感じます。

一般にズーム式接眼レンズでは長焦点側で見かけ視界が狭く、短焦点側で広くなります。

使用する側の勝手な意見としては長焦点側(=低倍率側)でできるだけ広い視野を見たいので、長焦点の方をできるだけ広角にして欲しいのですが、バレル径(31.7mm)の制約からある程度決まってしまう部分ようです。(ハイペリオンズームはもう少し広角になっています。その辺との比較は追々・・)

とは言えいつもお世話になっているセレストロンのズーム式接眼24-8mmと焦点距離が被らないので使い道はあると思っています。

見え味や近い勝手など他のズーム式接眼レンズと比較しながら数回に分けてレビューして行きたいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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