日本海側の強烈な荒天も少しゆるんだようで、今日は晴天になりました。
さて、ケンコーSE120のインプレの続きです。
昨日はだいぶ良いことばかり書いているのですが、私の使用目的から見ると
かなりイイ線いっているというだけで、全方位的によいものかどうかは別だ
ということをご理解頂きたいと思います。
少なくともこの望遠鏡を買って、はじめに夜の星を見る前に、昼間の風景を
見るのはやめたほうがよいです。
望遠鏡というものを初めて購入される方は別として、これまでに反射系の
望遠鏡や、口径比の大きな屈折を使われたことのある方が昼間この望遠鏡で
風景を見たら、あまりの色収差の大きさに驚いて、すぐに返品したくなって
しまうかも知れないからです。
遠くの木立の梢(こずえ)や、送電鉄塔などを見ると、50倍以上ではどこで
ピントが合っているか分からないほど青ハロがひどく、かなりガッカリする
見え味です。
夜間に暗い星雲・星団を来ている限りは、眼のほうが色情報を認知することが
できないためほとんど気にならず、ピントもビシッと決まるというわけです。
明るい月や惑星を見てもピントが分からないというほどではないので、かなり
ギャップが激し感じがします。
昼間は30倍以下で使うのがよいですね。
そのほか細かいところを言い出せば、突っ込みどころは幾つもありキリが
ありません。
ただ、26000円で新品の鏡筒が買えると思うと、あまり文句を言うのはお門違い
で、欠点があることを承知の上で使う、ある意味とてもマニア向けの製品なの
だという気がしてきます。
付属品の9×50ファインダー、鏡筒バンド、2”天頂ミラーをそれぞれ新品で
買おうと思えば、それぞれ9000円、6000円、5000円くらいはします。
この計算で行くと筒の部分は6000円ということになり申し訳ないような気が
してきます・・・(^^;)
そんなわけでお気楽観望用と割り切って使う限りは充分に楽しめる
望遠鏡というのが私の結論です。

