今日も好天、、この時期、昼間は雲が多くても夜になるときれいに晴れる
ことが多いです。(^_^)
さて、今日もケンコーSE120のインプレの続きです。
SE120はケンコーで販売していますが、中国のSINTA社の製品です。
外装箱にはデカデカと MADE IN CHINA と誇らしげに書かれています。
望遠鏡業界で中国製が嫌われたり、品質が問題視されるのは「安かろう悪か
ろう」であったり、品質のばらつきが大きいことが原因です。
ネット上でSE120はばらつきがあるような評価もあります。(少なくとも今回は
当たりを引いたようですが・・。)
昨日もお話したように昼間見るとガッカリするほどの見え味ですが、これでも
当たりです。
どうもこの辺の表現が難しいですが、初心者はあまり手を出さない方が
よいかなぁ・・と思います。
さて、本題・・
今回SE120を使っていて気付いたことは、焦点距離600mmのF5というのは
かなり面白いスペックではないかということです。
F5というのは、市場で入手しやすい40mm~2.5mmまでの接眼レンズの組み
合わせで、瞳径が7mmになる有効最低倍率から、有効最大倍率(=口径ミリ数の
2倍)までがフルに得られる仕様です。
F10以上の長焦点の望遠鏡だと瞳径が7mmになる有効最低倍率はなかなか
出せませんし、それに見合った広視界は得られません。
また、あまり短い接眼レンズを使うと過剰倍率になってしまい、使える倍率の
範囲が狭い場合が多いです。
SE120で有効最大倍率(=240倍)を出して、像がボケずに見えるとは思えませんし、
まだそれほどの良いシーイングに出会えていないのですが、もし使えたと
すれば惑星を見るのによい倍率です。
次に有効最低倍率を得るためには35mmの接眼レンズで17倍になるようにします。
双眼鏡に毛が生えたような倍率ですので少し慣れると、ファインダーなしでも
天体を導入できるようになります。
口径120mm、F5というのは幅広い倍率で様々な楽しみ方ができるスペックだと
思います。


オーナー様、
久しぶりの晴れ間で、火星がよく見えています。
そこで今日は最近購入したSE-120で、火星を見てみました。ファーストライトです。
結論として、よくみえます。5mmアイピース120倍では、実にシャープで薄黒い模様も十分に見えます。
12cmF5の屈折というと、まずイメージとしては惑星の高倍率には向かないと言うことになります。確かに過剰倍率では長焦点のものと比べればシャープさは落ちますが、有効最高倍率では口径の大きさも相まって、十分楽しめるレベルの見え味を提供してくれます。ちなみに恒星の焦点像、内外像を見ても、外像でわずかにアスは認めますが
この値段の鏡筒としては十分に球面収差は少なく、レンズの組み付けも丁寧に行われていることがわかります。光軸も、バッチリ合っていますね。色収差はこの手のアクロマートでは出て当然、気にしなければいいと、常々思っております。
要は、自分が見て楽しめるかどうか、これが趣味としての星見用道具としての必要条件だと思います。その意味で、この鏡筒は条件を十分に満たしていると思います。
小澤さま
SE-120、イイデスね!
実は私もF5のアクロなんて・・・と思っていたのですが、あるときこれで土星を見る機会があり、かなり高倍率でもしっかり見えていたのと、プレアデス星団のメローペ付近の星雲が肉眼で見えたのですっかり気に入り購入してしまいました。
眼視用と割り切るととても楽しい鏡筒だと思い手放せない1台です。
オーナー様、こんばんは。
土星は暗いのでFの明るい屈折でもよく見えますね。倍率を上げても色収差の影響がさほど感じられません。アクロマート特有の像のシャープさと相まって惑星の中では一番良く見える感があります。
昔から、大口径でFの明るい屈折に憧れておりました。今、このように安価に12cmの屈折を手にできるとは、ゆめのようです。