SVBONYのフィルターホイールを使う その2

今日、日中は青空の見える天候で、夕方までは良かったのですが、20時頃にはすっかり曇りました。

 

夕刻は西空に金星と細い月が並びなかなか印象的でした。

久々に月のクローズアップです。

今日は来年に向けて畑の拡張工事で土起こしをしました。

 

ガッツリ固まった赤土なのでしっかり土壌改良をしようとかなり深くまで掘り起こしました。

2畳分くらいですが明日は身体が・・・・

さてSVBONYのフィルターホイール使い始めるにあたり気になる部分がいくつかあったので記しておきます。

構造的に最も気になったのは、ホイール回転操作部からの光漏れです。

 

よほどドンピシャの角度で光が射し込まない限りは問題ないと思うのですが、ダーク補正画像を撮影するときなどに影響が出かねないです。(特にカメラ側のすき間が問題。)

この部分に黒い布かキャップを作って被せれば良いとは思うのですが、とりあえずホイールケースの内側に黒色シートをすき間に合わせて2重貼りしました。

まだ完璧ではないのですが当面はこれで行きたいと思います。(いずれ適切な形状のキャップを作ろうと思います。)

次に気になるのがM42-M42アダプターの回転ロックリングの操作しづらさ。

Eos用Tマウントアダプターの外径より小さいので非常に操作しづらいです。

また一度強く噛み込んでしまうと外すのにとても苦労します。

上で右の2つはこのM42-M42アダプターで左のリングはZWO社のCMOSカメラ用M42アダプターです。

ZWO社のアダプターにはカニメレンチ用の穴が開いていて強く噛み込んでも外せる手段が用意されています。

このての部品にはそういった対処法を準備してあるとありがたいです。

もう1点気になったのは31.7mm接眼アダプター。

下は左が本製品の物、左は他社製のM42-31.7mmアダプターです。

違いは31.7mmスリーブにある段差。

望遠鏡の接眼アダプターは元々接眼レンズが落ちないレベルを想定した強度でしかないことが多いです。

1点止めの接眼アダプターだとカメラなど重量物を取り付けた場合、セットビスをかなりきつく締めたつもりでも、角度が大きく変わったときにストン落ちてしまうことがあります。(経験者は語るで、何度かやらかしています。)

フィルターホイール+カメラではかなりの重さになるので、入手可能なら上記写真の右側のようなアダプターを用意するのが良いと思います。

私の場合、段差付のアダプターを使用するようになって落下は無くなりました。

高価な機材を守るためにSVBONY社がほんの少し改良してくれると良いのですが・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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SVBONYのフィルターホイールを使う その2 への3件のフィードバック

  1. 大石 賢 のコメント:

    スタパオーナー様

    私も、SVBONYのフィルターホイールには、接眼部のスリーブに段付きがないことが
    気になっていました。

    今日のブログで紹介されているスリーブを入手したいのですが、購入先を
    ご紹介くださいますでしょうか。

    よろしくお願いいたします。

  2. スタパオーナー のコメント:

    大石様
    接眼スリーブの段付ですが、私はかなり前の原村星まつりの時にミザールさんのお店で購入しました。
    ミザールテックさんのパーツカタログダイジェスト<https://www.mizar.co.jp/download.html>を見るとまだ扱いがあるようです。
    他ですとシュミットさんのページで「Northern Cross」の部品群の中に同等品があるようです。
    ご参考まで

  3. 大石 賢 のコメント:

    スタパオーナー様

    ご紹介ありがとうございます。

    さっそく調べてみます。

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