昨晩は快晴の良い天気だったのに今朝はまたもや雪・・
今朝は久々にスキー場に出かけたのですが、スキー場にとってはありがたい
天候のようで、全コース滑走可能になっています。
今日は一日雪がパラ付いていて星が見られないのかと思っていたら、
22時くらいから雲が切れて星空観察会をすることができました。
この冬は天候が不安定なだけに(?)このパターンが多いです。
さて、ホントに超入門、昨日の続きです。
今日は望遠鏡で見ることのできる視界の広さについてです。
望遠鏡で見ることのできる範囲の広さのことを「実視界」といいます。
実視界の広さは、望遠鏡の「倍率」と接眼レンズの「見かけ視界」のふたつで
決まります。
このふたつの要因のうち「倍率」については、倍率が高くなればなるほど
見える範囲が狭くなることが感覚的に理解できると思います。
接眼レンズの「見かけ視界」が同じであれば「実視界」(角度)は倍率に
反比例します。
つまり倍率が2倍になれば「実視界」の見張り角(=視野角)は2分の1になり
見えている面積は4分の1になるということです。
ところで「見かけ視界」というのはどんなものでしょうか?
「見かけ視界」とは接眼レンズを持って明るい方向に向けて(上の写真の
ようにして)見たときに下の写真のようにレンズの中に見える白い視野円の
広さ(=角度)をいいます。
「見かけ視界」の広さは接眼レンズの設計で決まるので、レンズごとに
違ってきます。
同じ焦点距離(=同じ倍率)でも形式が違えば「見かけ視界」も異なるので
見える範囲(=実視界)も変わります。
「見かけ視界」の広さに比例して「実視界」も広くなります。
見かけ視界の値は以前はあまり明確に公表されていないことが多かったのですが
最近は広角型のレンズが主流になり、視界の広いことを売り物にするため
見かけ視界の角度を明示することが多くなってきました。
メーカーのカタログにはほとんどの接眼レンズの見かけ視界が表示されるように
なっています。
昨日、望遠鏡の焦点距離と接眼レンズの焦点距離の割り算で簡単に倍率が
求められるというお話をしましたが、「実視界」は「倍率」と「見かけ視界」が
分かれば下式により簡単に求めることができます。
実視界 = 見かけ視界 ÷ 倍率 (°)
たとえば見かけ視界が50°の接眼レンズで100倍の倍率だったとすると、
50°÷ 100(倍) = 0.5°
となり、満月がすり切り一杯に視野の中に見えることになります。
同じ倍率でも見かけ視界の大きな接眼レンズのほうが広い範囲を一度に見渡す
ことができ観察がしやすくなることが多いのです。
この辺の詳しいところは本シリーズの「接眼レンズについて」で詳しく解説
しましたから、そちらを参考にして下さい。



毎回スキー場に送っていただきありがとうございます。
今年はオーナーさんもスキーがんばってくださいね。
今度は違う時期の星と長生きの為のカノープスを見に行きたいと思います。
毎回行くたびにホッとさせていただいてます。
今年もよろしくお願いします。