今日も雨模様の一日でした。
さて例年12月に入ると必ず行うイベントがいくつかあります。
天文趣味のイベントとして楽しみなのが天文年鑑の購入です。
本当は11月には購入できるのですが、何となく12月にならないと購入しないことが多いです。
天文年鑑を見るとその1年に起こる様々な天文現象についての予報や解説が詳しくされていています。
もちろん予報ができない新彗星や突発流星群などは出ていませんが、大まかな来年の計画を立てることができます。
直近の天文現象・天文学ニュースもダイジェスト版で解説されているので参考になります。
天文年鑑を読みこなせるようになるかが天文オタクの登竜門かも知れません。
オーナー様、
昭和44年、天文の趣味を始めた中学1年生の頃、私をこの趣味に引き込んだクラスメイトのT君に勧められて初めて買った天文書籍が、天文ガイドでした。その当時のものは今よりやや本の厚みが薄かったように記憶しています。
表紙をめくるとまず初めに出てくるのが、1年間の天文現象を月毎に紹介するページです。これが分かりやすくてとても良かったですね。当時天文ガイドや、天文と気象といった月刊誌もありましたが、それらは全て一月分の現象を紹介したのもでした。
今思い出すに、天文現象の表現が今とやや違っているものもありました。例えば、あの当時「アルゴル極大」となっていたのが、今では「アルゴルが極大光度」となっています。「アルゴルが極大光度」と書けば誰が見ても変光星の話だとわかるのですが、「アルゴル極大」という表現だと、初めはなんのことやらわからないですね。しかしこの表現がなんとなく未知の雰囲気を感じさせてくれて、天文初心者の私の心をしっかり掴んだのを覚えています。
ちょうどその頃エイコーの4cm卓上反射望遠鏡を買ったのでした。
私にとってのはじめの一歩、それが天文年鑑だったのです。
オーナー様、
すみません。前のコメントの初めの三行目、「初めて買った天文書籍が、天文ガイドでした。」は間違いで、「初めて買った天文書籍が、天文年鑑でした」が正しいです。
これも老化ですね。思えば65歳、未だに眼視で望遠鏡を覗いております。
小澤さま
亀レス深謝・・
私たちが若かりし頃は今ほど情報があふれていなかったので、天文年鑑などはとても重要な情報源だったですね。
それだけに思い入れも強いのかも知れません。