帰ってきたブルー(ビクセン16×70双眼鏡)を活用する その3

今日は終日良い天気です。

さて初代ブルーの活用が続きます。

双眼鏡の機動性の高さをスポイルせずに、安定して16×70が使えるように一脚の使用方法を紹介したのですが、それでももっと安定させて見たいとか、他の人と観察対象を共有したいという場合には三脚への搭載をしたくなります。

三脚との組み合わせで使いたいのがこちら。

通常カメラ三脚に載せただけでは天頂近くを見ることはとても難しいのですが、このような部品を追加することにより天頂近くまで何とか観察ができるようになります。

ヤフオクで「フォークマウント部品 ポロ式50㎜-80㎜双眼鏡」という商品で売られている物です。

アームに適度な角度を付けて取り付ける事により

水平方向から天頂方向まで双眼鏡を向けることができ、天頂付近も下に潜り込むようにして見上げれば覗くことが可能です。(体勢的にかなり苦しいので長時間の観察には不向きですが・・・)

初代ブルーの質量は約1.8kgもあるのでかなり頑丈な三脚でも振動を拾うので、多少のブレはありますが、一脚使用時よりもさらに安定して見えます。

今回入手したフォークマウントにはビノホルダー(双眼鏡を取り付ける部品)の上部にサービスポートと称する部品取付用のカメラネジが付いていて、ファインダーやスマホホルダーなどが取り付けられるようになっています。(写真はスポットファインダーを取り付けたところ)

16倍の双眼鏡でも手持ちだと適当に振り回して何とか狙いの対象を導入することができるのですが、三脚に載せてしまうと「適当に振り回す」のが少し難しくなってどこに向いているか分かりにくいことが多いです。

スポットファインダー程度でも導入効率が大幅にアップして便利です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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