AM5がやって来た  その8 いろいろな鏡筒を載せる

今日は終日曇りの一日。

さて昨日はAM5に短い鏡筒のBKMAK150を載せたのですが、このくらい鏡筒が短いとどの方向に向けても鏡筒が三脚と干渉する心配がなくて、安心して運用が可能です。

F値の大きな屈折鏡筒を使う場合には注意が必要ですし、AM5には三脚と架台の間にゲタを履かせるようなスペーサーも用意されています。

今日は手持ちの鏡筒でAM5と組合わせることが多くなりそうな幾つかの組合わせで、干渉の状態を確認しました。

まずは80mmF10アポ鏡筒。

三脚の向きにもよりますが、ギリギリ天頂ミラーが当たるので注意が必要です。

これより長い鏡筒(例えばポルタA80Mfなど)は要注意です。

ケンコーSE120Sは全然問題なさそうです。

ビクセンR150S(D150/f750mm)は鏡筒前後のバランス位置のまま使用すると干渉する方向がでてしまいます。

でもここで「ふと」考えました。

AM5はもとより(13kgまでは)赤経方向にバランスウエイトを必要としない機構で、赤緯方向についてもかなりのアンバランスに絶えるはず・・・

ならば多少トップヘビー(筒先方向が重くても)になっても運用上実害はないと考えて良いはず。

ということでR150Sを筒先方向に5cmシフトすることで干渉を余裕で回避することができました。
よい子がマネをして良いかどうかは微妙ですが、AM5に限ってはバランス位置から数cmの範囲(ギリギリ引っかかるような場合)であれば問題ないように思います。

赤道儀を快適に使うためにバランス調整が「必須」であることがすり込まれている世代にはなんか後ろめたさがつきまとうのですがね・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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