散開星団が面白い その26(うみへび座らしんばん座)

今日は雨のち曇り、深夜になって晴れそうではありますが・・・

さて散開星団シリーズ、冬から春にかけての散開星団シーリーズの最終回です。

全天の星座で一番大きなうみへび座ですが散開星団はM46の1個のみ、しかもほとんど一番西側でいっかくじゅう座との境界線近くですから限りなく冬の星座よりと言えます。

わりと大きく存在感のある星団でバラバラと星が散らばっている様子が判ります。

ミニプレセペといった感じです。

らしんばん座はうみへび座のα星(アルファルド)と地平線の中間あたりにあります。

明るい星も少なく馴染みの薄い星座ですがNGCナンバーの散開星団が2つあります。

ただしいずれも小さくて暗いです。

それでもNGC2627はこぢんまりとした散開星団らしく見えました。

全体的に暗い星たちなのですが、明るい暗いが入り交じりベールのようにうっすらと見えました。

NGC2658は上の2627よりもさらに暗くて小さくて・・・

Wのように並んだ星たちは判るのですが、そ散開星団が有りといわれてもねぇ・・・といった感じでした。

画像ではなるほどそこにあるね、と判りますが南に低いこともあり眼視では厳しいのかも知れません。

以上予想以上に長引いた散開星団シリーズ、冬・春編はこれにて一旦終了です。

夏・秋編も計画してはいるのですが、夏・秋は散開星団の数が半端なく多いし、晴天率も低いので少しビビっております・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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