今日は良い天気。(遅くなって雲が広がりましたが・・)
今夜も月と金星がキレイでした。
さて、ここのところ大きな天文ニュースが少ないですが、おおぐま座の系外銀河M101に超新星が発見されたそうなので望遠鏡を向けてみました。
M101は回転花火銀河と呼ばれる有名な系外銀河で、日本の超新星ハンター板垣氏が19日に発見されました。
黄線で示したのが今回発見された超新星です。
これだけ見ていると本当にこれか? となるので以前撮影したものも載せておきます。
確かにこんなに明るい星はなかった・・ということがわかると思います。
「超新星爆発」といっても望遠鏡がないと見えない現象なのでかなり地味な話です。
でも、たった一個の恒星が1千億個単位の恒星の集まりである銀河の中で、その銀河の明るさに比肩できるほどの明るさで輝いているということを考えるとたいへんな事件であると言えます。
「新星」といっても星が核融合反応を終えるときの最後の姿。(いわゆるイタチの最後っ屁みたいなもの・・・ あ~・・ちょっと違うかな・・)
核融合反応が終わっても星が完全に消失してしまう訳ではなく、中性子星という星に生まれ変わるので、これを寿命というのは少し違うと思うのですね。