今日は週末ですが曇りの一日。
先日入手したNOKTON10.5mmF0.95。
三脚に載せて撮影した時のテスト結果はお知らせしたのですが、実はこのレンズF0.95という超明るいF値とマイクロフォーサーズの強力な手ぶれ補正機能の組み合わせで手持ちの星景写真が余裕で撮れるはずとという目論見で購入しています。
というわけでF0.95、ISO12800、2.5秒露光で撮影したのがこちら、
さすがに2.5秒露光ともなると立ったままの状態でシャッターを切ると成功率が下がるのでしゃがんで所謂「膝打ち」姿勢で撮影すると、ほとんど手ぶれせずに撮れるようになります。
フィルター無しだとやはり輝星のパープルフリンジがキツいです。
同じ露光条件でソフトフォーカスフィルターを付けたのがこちら・・
パーフリがほとんど気にならなくなりますが、微光星の写りが少しおとなしい感じがします。
いずれもJPEG撮って出しですが、フィルターの有無にかかわらず周辺減光が気になりますかね。
RAWから少し真面目に処理したのがこちら・・
(手持ちなので撮るたびに写野位置が異なるのはご容赦のほど)
まあ手持ちでこのくらい写ってくれたらだいたいの場合は記録写真としては困らないかな・・といったレベルと感じています。
下も同じ撮影条件でJPEG撮って出し・・
これを少し真面目に処理で・・
個人的には充分満足できる仕上がりです。
あまり処理を強くしすぎると見苦しくなります・・・
三脚に載せて、ISOを下げて、F2以上に絞って、たっぷり露光を掛けてあげた方が良い作品ができると思います。
とは言え、とりあえず三脚無しでもスナップ的に星景写真が撮れる「安心感」が大きなアドバンテージでこのレンズの存在意義かも知れません。