今日はペンション県連の総会で甲府へ・・・
昨日の寒さとはうって変わって、甲府はすっかり春のポカポカ陽気でした。
甲府ではスタパよりも富士山がだいぶ近いのですが、手前の山に隠されて
山頂部分しか見えないのがシュールな感覚でした。
さて、昨日の続き・・・
春はメシエ天体がやたらと多い季節です。
これは銀河の天窓と呼ばれる私たちの太陽系がある銀河系の星があまり
見えない位置関係に春の夜空があるためです。
星雲星団の中でも銀河系の外の系外銀河がたくさん観測できるわけです。
ただ、何千万光年も離れたものがほとんどなのでスタパの40cm望遠鏡で見ても
微かにしか見えないようなものが多いので、あまり感動的なものは少ないです。
昨日紹介したM51やM104はわりと見栄えのするほうの代表格ですが、肉眼では
昨日の写真をさらに淡くしたような見え方にしかなりません。
まあそんなわけで、とりあえずサクサクと見て夏の天の川沿いの天体が
もう少し高く昇るまでのあいだ少し休憩をしました。
写真は牛山さんが写してくれた観測中のスタパオーナーです。
見ごたえのある夏の星雲星団をずんずん見て行きます。
昨日紹介した写真と同じように、観察している40cm(100倍)の接眼レンズに
キヤノンS95を押しつけて(手持ちで)、ISO3200、F2、15秒露光を天体ごとに
うまく写ろうと写るまいと、とにかく1カットずつ撮影して行きます。
手ブレのオンパレードですが、写真の出来どうこうよりも見た証拠を残すこと
を優先して、その天体の特徴がわかるレベルであればヨシとしました。
そのうちいくつかを紹介しておきます。
まずはM57、こと座のリング(惑星状)星雲
次はM27、こぎつね座アレイ(惑星状)星雲
M17、いて座オメガ(散光)星雲
M22、いて座球状星団
M11、たて座散開星団
手持ちでなくアダプタなどを使ってマジメに撮れば、結構鑑賞に堪える写真が
手軽に撮れそうな気がしてきました。
そうこうしているうちに薄明が始まりメシエマラソンの終了となりました。
(星が線になっているのは手ブレです(^^;)、でも雲のようなのは天の川です。)
10時過ぎからのスタートだったので、冬のM天体の取りこぼしが10個
以上はありますが、それでも87個の天体を観察、S95で69天体の撮影を
しました。
一晩でこれだけたくさんの天体を見たのも、撮影したのも初めての経験で
とてもエキサイティングな夜でした。
突然のお誘いにもイヤな顔ひとつ見せず最後までお付き合い下さった
自然写真家の牛山さんには本当に感謝です。
いつか機会があれば110個のM天体を一晩で全て見る「フルメシエマラソン」に
挑戦してみたいと思います。








スタパオーナーさん
「メシエ・マラソンの記録にお手軽撮影を」というのは、私も撮影をはじめたころからすっとあったアイデアでした。それにしても、私も参加したかった・・・・。私も先日に一晩でかなり多くのメシエ天体を見ました。手導入ということもあって全部で30余りですが、メジャーなところを堪能しました。
私もお手軽撮影したメシエ天体が通算で90近くまで来ました。が、残りは小望遠鏡では存在を確認するだけが精一杯という春の銀河が大部分で、いまいち完走に向けての気合いが入りません。もう少しなので、また気持ちを新たにして頑張りたいと思います。
Nikon 8cm さま
牛山さんに声をおかけしたときにNikon8cmさまにも・・・と一瞬頭をよぎったのですが、まっとうなお仕事をされているNikon8cmさまに突然お声がけをするのは却ってご迷惑かと思いとどまりました。(もちろん牛山さんや私がまっとうな仕事でないというわけではありませんが・・・(^^;))
全て手導入で、手動追尾のNikon8cmさまにはいつも敬服しております。
一晩で30個のM天体を手導入で見る事も凄いですし、通算90個ものM天体を8cm屈折とコンデジで撮影されているというのも本当に凄いことだと思っております。
おとめ・かみのけ座あたりのM天体はよほどコンディションが良くないと8cmでとらえるのは大変なことかと思いますが、完走に向けて走り抜けられることをお祈りしております。
今年はもうチャンスがないかも知れませんが、来年もしチャンスがあるようでしたらお声がけするようにしたいと思います。