今日はまた青空が戻って来ました。
昨晩の雪は気温が高めだったこともあり午後にはすっかり消えてしまいました。
さてここのところスーパーミニスコープである組立天体望遠鏡(15倍タイプ)でいろいろ遊んでいます。
といってもスタパが普段使っている組立望遠鏡は大幅に改造がくわえられていてほとんど原型を留めていないものです。
改造のしかたは<こちら>で紹介していますが、純正の接眼部を切り飛ばし、31.7mmスリーブと天頂ミラーを組み込み、アメリカンサイズの接眼レンズが使えるようにしてあります。
ピント調製は接眼レンズの抜き差しで行うというかなり危ない仕様なのですが、倍率が自由になるし天頂方向も楽に見られるので気に入っています。
スタパではこの機種を
正式名称:15倍組立望遠鏡31.7改造 略称:組望15改
と呼んでいます。
先日コメント欄でトイグレードの反射望遠鏡「Newtony」(ニュートニー:D50/f200mm)でカニ星雲の写真を撮られている方がいることを知らせて下さった方がいたのをみて、この「組望15改」でも撮れるんじゃないか・・と思ってしまいました。
と言うわけで従来よりも接眼部が重くなり強度的に心配なのと光軸が狂わないよう31.7スリーブを接着剤でガッチリ固定しました。
光軸も合わせながらスリーブの固定をしました。
上は光軸合わせ途中の図
接眼部がシッカリし、光軸がピタリと合っているので今まで以上に良く見えるようになりました。
3-8mmのズーム接眼と組み合わせると34-90倍になるのですが、かなり良く見えます。
(色収差はありますが木星の縞も見えるようになりました。)
電視観望はアレコレ組み合わせを考えた結果、合焦可能なものとして、Neptune-CⅡにレデューサーレンズ、UV/IRカットフィルター+フリンジキラーフィルターを組み合わせて使うことにしました。(この組み合わせてレデューサーは約0.6倍です)
延長筒を組み合わせて使います。
PCと組み合わせて合焦可能であることや周辺像・周辺減光の状況など確認します。
AZ-GTiに搭載して、制御用アプリ(Synscan、Stellarium、SharpCap)との接続や連携が取れることを確認しました。
ここのところASIAIRばかり使って楽をしていたので、PCでの使い方をすっかり忘れていて、あたふたしてしまいました。
これでどんな電視観望ができるのやら・・・