さらば冬のダイヤモンド

日に々々春の色が濃くなる今日この頃・・・

 

木々の芽があちこちで爆発し始めています。

この時期、薄明が終わった頃には冬のダイヤモンドが西に大きく傾き、ひとつ
またひとつと沈んで行きます。

 

冬のダイヤモンドというのは冬の夜空にある6個の一等星で形作られる大きな
(けれど少しゆがんだ)6角形のことです。

この冬のダイヤモンドが宵の口に西に傾くようになると、華やかでクリアな
冬の星空の季節が終わりということで、少し寂しい気持ちになる天文ファンは
多いようです。(私もその一人ですが・・・(^^;) )

今夜は月齢6の月がダイヤモンドの中にあって、ダイヤモンドが月を引き立た
せているようでした。

この先、月がドンドン明るくなって行き、西に傾いたダイヤモンドが見えにくく
なって行き、満月を過ぎて宵の口に月明かりの無い状態になる頃には、今度は
ダイヤモンドが地平線に沈み始める状態になってしまいます。

そんなわけで今シーズンの冬のダイヤモンドにはそろそろお別れというわけです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 星空 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください