地上の花と天空の花

季節はすっかり春。

桜前線が等高線を駆け上がり始めているようです。

スタパ周辺ではアブラチャンが満開。

 

殺風景な森に黄色い彩りを与えてくれます。

カラマツの芽も固い殻を破って中から若芽が今にもはち切れそうです。

 

こちらは「ツノハシバミ」、赤いのは芽ではなくて雌花だそうです。

 

地味ですが、たくさん垂れ下がっている穂のようなのが雄花。

この季節は週替わりのように、いろいろな花を見ることができて楽しいです。

さてこの季節は夜空にもたくさんの花が咲き乱れています。

といっても写真に撮らないとわからないようなのがほとんどですが・・・

たまたまなのですが、一昨日の深夜にコンデジを40cm望遠鏡に取り付けて
撮影した天体が見ようによってはみな花のような気がしています。

 

これは春の代表的系外銀河、りょうけん座M51(子持ち銀河)です。

花に見えなくもないでしょ?

お次はへび座の球状星団M5。

 

春の球状星団というとヘルクレス座のM13のほうがメジャーなのですが、
このM5、実は大きさ(視直径)でも光度でもM13に勝っているんです。

でも、星の密集度がM13よりも低く、暗い星と明るい星のばらつきが大きいので、
一見M13のほうが迫力があるように見えるのでM13ほど人気がないようです。

でもでも、条件の良いときに大口径で見るとM13よりも変化に富んだ、見ごたえ
充分な天体で、個人的にはとても好きな球状星団です。

次は春というより夏の天体になりますが、いて座の散光星雲M20(三裂星雲)です。

 

星雲の手前に暗黒星雲が入り込み、三つに裂けているように見えるので、この
名称で呼ばれています。

個人的には、なぜパンジー星雲という通称でないのか疑問に思います。

この季節は天候の良い日が続くと、昼も夜も花が楽しめて寝るヒマが
ありません・・・なんてほどのこともないかぁ~(^^;)

天体写真撮影データ:
LX200-40+SWAN33mm+CANON S95、
ISO3200、F2、15秒露光、10枚コンポジット

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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地上の花と天空の花 への2件のフィードバック

  1. Nikon 8cm のコメント:

    スタパオーナーさま

    40cmで追尾するとS95のコリメート撮影でもここまで写るのですね!!!そうだろうなあ。こんな世界を覗けたS95は間違いなく世界中で木村さんのだけですね。幸せなS95ですねえ。S95がうらやましい!!
    それから前日の8年前のM27の写真も別の意味で衝撃です。本当にデジカメの進歩は凄いと実感出来ました。さらなる進歩を楽しみに待ちたいと思います。

  2. スタパオーナー のコメント:

    Nikon 8cmさま
    いつもありがとうございます。
    そーなんです。8年前の写真のイメージがあったので、ここ数年は「天体写真は一眼デジで」という先入観念に捕らわれていたんですね。
    いつの間にかコンデジの方も進歩しているということを思い出させてくださったのは他ならぬNikon 8cmさまと言うわけです。
    見たとおりに(例えば星空を)写したいというニーズがある限り、技術が追いつけばそちらに進化するのだと思います。
    あと数年後には誰でもお手軽にコンデジで天体写真が撮れる時代になるかも知れませんね。

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