GP赤道儀を自動導入化(Onstep化)する その8

今日のスタパ周辺は晴れのち曇り、久々に星の見えない夜です。

さてGP赤道儀のOnstep化、サクッと確実に繋がらない状態が続いていましたがUSB接続をやめてWi-Fi接続のみに統一したら全く問題無く確実に接続できるようになりました。

これまで「PCとの確実な接続はUSB接続だろう」という先入観で律儀にUSBケーブルを繋げていました。

OnstepアプリのタブレットもStellarium+SharpCapのPCもOnstap本体のWi-Fiに接続して使えるならそれでもOKかも・・? と考えて実行してみました。

・Onstep本体の電源投入
・タブレットをOnstepのWi-Fiに接続
・Onstepアプリで立上げの3ステップを実行
① OnstepをWi-Fiで接続する
② 立ち上げの都度、Onstepに時刻を設定する
③ トラッキング(赤道儀の追尾)を開始
(詳しくはこちらhttps://star-party.jp/wp/?p=34496)
・PCをOnstepのWi-Fiに接続

・Stellariumを立上げ → 望遠鏡接続 → OnstepGPを選択し
→ 「ASCOM対応望遠鏡」をクリック

→ 「Properties…」をクリック
→ Onstep Telescope Setupウインドウで「IP Address」を選択するとウインドウがアクティブ化します。

→ OKして、OnstepGPを選択後「接続」ボタンをクリックすれば接続完了です。

この状態でSharpCapを立ち上げれば自動的に望遠鏡が接続状態になりプレートソルブも働くようになっています。

何度か立上げ直しても、別のPCでも同様に立上げることができましたので安定した運用ができそうです。

AZ-GTiのときはWi-Fi接続よりも有線のほうが安定して運用できたので隘路にハマってしまいましたが、これならWindowsとOnstepの組合せを安心して運用できると思います。

スタパオーナー について

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GP赤道儀を自動導入化(Onstep化)する その8 への2件のフィードバック

  1. hoso のコメント:

    こちらのblogは本当にありがたいです。Sharpcap4.1でのプレートソルブの可・不可が一番の懸念材料でしたが、今日のテストを拝見してonstep導入に背中を押された気持ちです。有益な情報ありがとうございます。

  2. スタパオーナー のコメント:

    hosoさま
    ありがとうございます。
    Windowsとの繋がりが不安定で、一時はASIAir特化に割り切ろうかと思っていたのですが、うまくいって助かりました。
    参考にしたいただけてよかった!

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