今日も良い天気です
ふと気付くと月がそこそこの存在感で輝いています
さて冬の観察会の超定番オリオン大星雲(M42)
写真映りも良いですが40cm望遠鏡では眼視でもかなりの迫力でご覧頂けるので、絶対に外せない天体といえます
オリオン星雲だけで10分や15分は軽く語れるネタがあるので、条件が悪くて他の見るべき天体が少ないときでもありがたい天体です
最近のスタパの観察会では40cm望遠鏡で眼視の観察をする傍らでリアルタイムに上のような画像を撮影して眼視と電視の違いを体験して頂けます
このオリオン大星雲を撮影すると必ずと言って良いくらいの確率で静止衛星が写ります
(上の画像では星雲のやや下よりに直線上に写っているのがそれです)
静止衛星というのは地球の赤道上空36000kmに軌道を持つ人工衛星で、地球の自転と同じスピードで地球を周回しています
日本から見ると天の赤道より少し南に下がったあたりに見え、ちょうどオリオン大星雲のあたりに見えます
静止衛星は地上から見ると常に同じ方向に見えます
天体は日周運動でどんどん東から西側に動いてゆくので星が点に写るように動きに合わせて撮影すると、常に同じ方向にある静止衛星は線状に写ってしまうのです
現状では同じ軌道上でぶつからないように少しずつ位置をずらして、もの凄くたくさんの静止衛星が配置されているので、オリオン大星雲が日周運動で移動するとその手前に配置された衛星がもれなく写るという状況です
ソフト的に衛星の軌跡を消すことも可能ではあるのですが観察会では解説ネタのひとつとして使わせてもらっています

