今日も素晴らしく良い天気が続いています
今日もおおいぬ座の続き
おおいぬ座は淡くて見えにくいのですが冬の天の川を背中に背負っているような位置関係にあります
天の川沿いというのは星の数がとても多くて、双眼鏡でこのあたりを眺めると驚くほどたくさんの星があることがわかります
若い星の集団である散開星団もたくさんありますが双眼鏡で楽しめるのはシリウスが南中する頃にシリウスの真下約4°ほどのところにあるM41です
双眼鏡で見るとモヤッとした星雲状に見えて、20~30倍で見ると星の集団であることが分かるようになります(写真の丸の中にモヤッとした星があるのが判ります)
双眼鏡でおおいぬ座のお尻のあたりを見るとお尻の星にあたるδ星を取り囲むように半楕円状体に星が並んでいるのが見つかります
本当に犬のお尻のように見えてきて楽しめます
それから双眼鏡をお持ちなら(都会でも)ぜひシリウスを見て頂きたいのです
他の星とはひと味違うシリウスの明るさや青白い色を楽しんで頂きたいです
そしてシリウスがキラキラ輝いているような大気の状態のときや地平高度が15°以下の低い状態のとき、わざと双眼鏡をプルプル動かすとシリウスが七色に色が変化して見えます
これは大気の分散によるプリズム現象で青白いシリウスの光がいろいろな色に分散されるためです
ジッと固定していると高速に分散された光を人間の眼は合成して白に戻してしまうのですが、プルプル動かすと合成される前の色が見えるのです
学術的に意味があるかといわれると弱いのですが、面白いのでぜひ試して見て下さい
直接おおいぬ座には関係ないのですが、りゅうこつ座のカノープス見付けるのにおおいぬ座の星を使うととても見つけやすいです
犬の前脚にあたるベータ星と後ろ脚にあたるζ星を結んでそのまま地平線近くまで下ろしたあたりに見つけられます
南側がクリアに澄んでいないと見えにくいですがβ-δを結ぶ線が垂直になる頃に双眼鏡を使うと意外に簡単に見えることが多いです
中国ではとても見えづらい星なので見ることができたらとても縁起が良くて長生きができそうだということで「南極老人星」という名で呼ばれているそうです
カノープスを見つけてぜひ長生きをして下さい・・



