今日もスッキリしない天候で夜は雨です
天候さえ良ければ夜空には夏の天の川、その天の川沿いにはたくさんの星雲星団と呼ばれるディープスカイ天体(太陽系外の深宇宙にある天体の総称)があります
スタパの観察会では40cm望遠鏡を用いてこのディープスカイ天体の生の光をご自分の眼でご覧いただいています
空のコンディションによって見えない日もあるのですが、観察会で定番の天体たちを何回かに分けてスタパで撮影した写真をご覧いただきながら紹介して行きます
ところで肉眼で見る世界と写真とでは、写真のほうが良く写りすぎて全く別ものになることが多いです
そこで今回はできるだけ性能の低い機材で撮影した画像を使うことにします
具体的には・・
通常は望遠鏡の付属品として使われる5cm9倍のファインダースコープを改造した5cm電視ファインダーを簡易型の自動導入経緯台トラバースに載せて短時間(2分程度)で撮影した画像を使います
普通に見かける天体写真よりはかなり写りが悪いですが、それでも眼視で40cm望遠鏡を覗くよりも情報量が多いくらいです
ぜひ自分の眼でディープスカイ天体の生の光をご覧いただきたいです
まずはじめはヘルクレス座の超定番球状星団M13
数十万個の恒星がギュッと集まりボール状になった星団です
天の川銀河には80個くらいの球状星団があるそうですが、その中でもかなり大きな星団らしいです
コンディションのよいときにはこの画像より良く見えることもあります
次はこぎつね座(マイナーですがはくちょう座に隣接した小さな星座です)のあれい状星雲M27です
惑星状星雲と呼ばれる天体のひとつで、太陽くらいの中程度の質量の恒星が燃料切れを起こして軽いバーストが起こり表面近くの物質を宇宙に放出したためできた星雲です
星が寿命を終えたと言われることが多いですが、星雲の中心には白色矮星と呼ばれる核融合を終えた星に生まれ変わった天体があります
今日最後はたて座の散開税団M11です
散開星団は天の川沿いにたくさんある若い恒星たちの集団です
恒星が生まれるときは大きな星間ガスの中で50個とか100個くらいが同時期に産まれ若いうちは集まった状態でいることが多いようです
M11は散開星団の中でも特に等星の数が多い星団で小口径だと星雲状に見えてしまうこともありますが40cm望遠鏡で見ると球状星団かと思うほどたくさんの星が密集している様子を観察できます(続く)





