ユーハン工業 You!hunter(ユーハンター)

昨日の答えがこれ・・・

 

ユーハン工業 You!hunter(ユーハンター)です。
双眼鏡を三脚に載せて使うための架台です。

通常のカメラ三脚の雲台ですと真上に向けたとき接眼部が三脚に近づきすぎて
どうやっても覗くことができなくなってしまいます。

 

ユーハン工業というのは真面目でユニークな(主に一品物の)望遠鏡の架台を
作るので一部では評判の良い会社です。

で、この会社が双眼鏡用の架台として本気で作ったのが、このユーハンター
なわけです。

人間工学的にとてもよく考えられていて、水平から天頂まで、ほとんど架台の
高さを変えずに自然な姿勢で双眼鏡を覗くことができます。

双眼鏡で星空散歩をするのには、サマーベッドのような横になれるような
椅子に寝て双眼鏡を覗くのが、楽ですし、手ぶれも少なく、一番快適だと
思います。

でも、そう都合良くサマーベッドがあるとは限りませんし、
気楽に横になれるような状況に無いことも多いです。

立った(または腰掛けた)状態で双眼鏡を手持ちで星を見ると、口径5cmクラスの
物ですと結構ぶれますし、すぐに腕がだるくなります。

そんなわけで双眼鏡でもできるだけ、三脚に載せて使いたくなります。
でも(冒頭のように)普通のカメラ三脚ですと天頂付近が見づらい(or見えない)
というジレンマになるわけです。

また双眼鏡というのは、かなりパーソナルな機械なので、同じ天体を順番に
見せてあげたくても、手持ちですと経験のあるなしでうまく見られないという
こともあります。

スタパのようにたくさんのかたに星を見ていただきたいという場所では
双眼鏡も固定できたほうが都合がよいわけです。

 

今回は協栄産業扱いの椅子付三脚のセットで購入しました。

この椅子付三脚、もとは屋外で風景などのスケッチをする人用に作られた
製品のようで、イーゼルと椅子がセットになったような物です。

 

こんな使い方もできるので、バードウォッチングにも使えます。
華奢に見えますが、腰掛けると自分の重さでドッシリと安定して、
50倍くらいまではそれほどブレも気になりませんでした。

ただ正直なところ、双眼鏡を持って天頂を見るよりははるかに楽なのですが、
長時間上を見上げているとやはり首が疲れます。

ちょっと見たい時や、いろいろな天体を代わる代わる交代して見てゆく時には
便利な物だと考えたほうがよいかも知れません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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ユーハン工業 You!hunter(ユーハンター) への2件のフィードバック

  1. すずき のコメント:

    双眼鏡を組み込んだ写真初めてみましたが、つかいやすそうですね。確かに、寝そべってみるのが双眼鏡は一番楽しいけど、中々そういう状況にならないので、これはよさそうです。ユーハンって広告だけ見てるとちょっと怪しげだけど、あなどりがたし。

  2. スタパオーナー のコメント:

    そーですね・・・、私も初めはちょっと怪しいのかなと思っていたのですが、
    星祭りでのPRや、業界筋からの評判を聞くと、かなりいい仕事をする
    会社だというのがわかってきました。(ユーハンさんごめんなさい(m_m))
    双眼鏡の大きさに対して、少し大げさという気がしないでもないのですが、
    人間工学的に考えられた形なのでやむを得ないと言った感じです。
    持ち運びや、保管に問題が無い環境ならお奨めのアイテムだと思います。

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